夫は自営業。家計が心配な専業主婦の私は働くべき?

2018.04.10
ご主人が自営業を営まれている場合、業務が多岐に渡り仕事に追われることも少なくないでしょう。そのため、仕事の忙しいご主人に代わって、専業主婦として家庭を守っている奥さまもいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、そんな自営業のご主人をお持ちの専業主婦の方で、ご自身も働くべきか悩まれている方に送るコラムです。
■自営業の夫を持つ場合、仕事に出るべき?出ないべき?
では、自営業のご主人を持つ奥さまは、今後の家計のことを考えて働きに出たほうが良いのでしょうか?
答えは、“家計が心配であれば働きに出たほうが良い”です。ご主人が自営業者か否かは関係なく、家計が苦しくなる状況が見込まれるのであれば、奥さまも働きに出たほうが良いに決まっていますよね。
ご主人がいきなり毎月の給料を10万円上げるのは難しいでしょうが、専業主婦の方であれば、たとえば週5でパートに出るだけで月10万円程度稼ぐことは難しくありません。そして、その稼いだお金を家計に回すことで、世帯収入を10万円/月増やすことができますよね。特に、毎月の収入が不安定になりがちな自営業のご主人を持つ場合、たとえ少額でも家計の足しにできる収入があるというのは、生活設計をする上ではとても安心感があります。
また、会社員のように、有給休暇制度がない自営業者のご主人は身体が資本となります。そのため、景気の影響だけでなく、ご主人の体調次第で翌月の給与が変わってきてしまう可能性があります。このようなことを考えると、ご主人が自営業者のご家庭にとって、ダブルインカムであることは会社員同士の夫婦以上に重要といえるかもしれませんね。
■働きにでる場合に考えておくべきこととは?
自営業のご主人を持つ奥さまの場合、ご主人の仕事を手伝うのか?外に働きに出るのか?、どう働くのが良いのか気になりますよね。ご主人が営む事業の将来性などによっても異なるので一概には言えませんが、ファイナンシャルプランナー(FP)としては、別の会社で給与所得者として働くほうが良いかと思います。
というのも、ご主人の仕事を手伝う場合、ご自身の収入もご主人の仕事の好不調に影響を受けることになります。せっかくダブルインカムで働くのであれば、ご主人の事業が上手くいっていない時でも安定した収入があるほうが安心ですよね。
また、ご主人が自営業の場合、心配になるのが社会保障の面です。年金は国民年金だけですし、退職金も当然ありません。しかし、奥さまが会社員や公務員などの給与所得者として働くことで、厚生年金も受け取れるようになりますし、勤務先によっては退職金もあるかもしれません。こうした将来的な安心感を考えると、ご主人の事業とは別の会社などで、給与所得者として働くことをおすすめいたします。
なお、自営業のご主人を持つ奥さまは、扶養云々を考えずにたくさん働くことを意識しましょう。年金制度を考えると、自営業者の妻は第一号被保険者として、そもそも国民年金を支払う必要があります。つまり、自営業者の奥さまの場合、社会保険上の扶養という概念がありませんので、会社員のご主人を持つ奥さまと比較して扶養でいるメリットが薄いといえるのです。
いかがでしたでしょうか?自営業のご主人を持つご家庭の場合、社会保障や退職金など考えておくべきことが多くなります。そんななか、どのように備えていけば良いか不安な方は、この機会にFPに相談してみてはいかがでしょうか?
ブロードマインド株式会社
執筆者:平原 直樹
財産形成や退職金運用といったお金の殖やし方を多くの方に伝えるべく、日本全国で年間100件を超えるセミナーを開催。最近では、高齢者の財産管理手法として、家族信託を広めるべく活動中。

■保有資格
・IFA(証券外務員一種)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・家族信託コーディネーター
・旅行業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続、家族信託

■実績
マネーセミナー:年間100回以上開催
  • この記事が参考になったら
    いいね! してね
「お金の専門家」に無料相談― ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談 ―
インターネット上で相談

お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に、インターネット上で相談可能なTalkRoomをご用意しています。

対面で(直接会って)相談

対面相談とは

ファイナンシャルプランナー(FP)と直接会ってご相談いただけます。まずは郵便番号を入力し、相談場所を確認してみましょう。

専門家一覧を見る
初めての方へ 「Sodan」ってどういうサイトなの?