「冬のボーナス」を機に投資をはじめてみよう!

2019.12.05 (更新日:2019.12.06)
今年も早12月。あっという間に1年の終わりがやってきました。一方で、この時期は冬のボーナス支給時期の方も多いのではないでしょうか。今年の支給額はいかがでしたか?増えた方も減った方も使い道はしっかり考えたいですよね。
例年、各種ボーナスの使い道の調査・アンケート結果を見てみますと、だいたい圧倒的第1位は「貯金」になります。みなさん欲しいものがあまりないのか、今後や老後の不安が払拭できないのか・・・。やはり後者の感覚の方が多いように感じます。
そして最近増えているのが、「貯金」ではなく「投資」をしてみようと考える方です。まとまったお金が入ったのを機に投資に一歩踏み出してみようと考える方が多くなっているようです。では、このボーナスを機に投資をはじめる際に注意すべきことはどんなことでしょうか?一緒に考えてみましょう!
 
■投資に回せるお金はまとめて投資していいの? 
例えば、あなたの手元に冬のボーナスで投資できる金額が10万円あったとしましょう。このお金、貯金をするなら【とある日】にまとめて定期預金とかに預けますよね。
一方、投資するとなったら期間分散することをおすすめします。期間分散と言われても、ピンとこない方!期間分散の方法は以下たったの2つだけです。
ステップ① 毎月の投資する日を決める
→投資する日はいつでも良いですが、例えば毎月1日に投資すると決める
ステップ② 投資できる金額(投資余力)を分割して毎月投資する
→12月にもらったボーナスの投資余力10万円は1月から10月まで毎月1万円ずつ投資するといった具合です。次の夏のボーナスでも投資したいと考えれば、重複期間を排除するため1月から5月までに2万円ずつ投資してしまってもいいですね。
 
■投資はいつから開始するのがいいの?
10万円を10か月間1万円ずつ分割して投資すると決めたら、さていつから開始しましょうか?「安い時に開始したい」と思うのが心情ではありますが、相場を読むことは簡単なことではありません。今か今かと待っていて、その投資タイミングを逃してしまうくらいなら、今すぐ始めることをおすすめします!「思い立ったが吉日」ですね。
 
■何に投資したらいいの?
株式投資・金購入・FX・不動産投資・暗号通貨(仮想通貨)など投資・投機の商品はいろいろあります。なかでも、投資初心者の方におすすめなのは「投資信託」になるでしょう。
投資信託とは、運用のプロにお金を預けて運用してもらい、その成果の分配を得る商品です。預けた資金がどのように運用されるのかは、それぞれの投資信託により異なります。「国内株式」「国内債券」「海外株式」「海外債券」など、組み合わせや配分も変わってきます。現在、日本国内で運用されている投資信託の本数は【約6,000本】にものぼります。選ぶポイントとしては以下のようなものが挙げられます。
【投資信託を選ぶ5つのポイント】
①販売手数料が0円(ノーロードとも呼ばれます。販売手数料がかかる場合、いきなりその分の元本が目減りすることを意味します)
→この条件により約6,000本は、一気に約1,300本程度に減ります。
②純資産総額が多い(純資産が少ないと安定した運用ができないと言われています)
→例えば、【100億円以上】を条件とすれば対象は約300本程度に減ります。
③信託報酬が安い(投資信託を保有している最中に掛かり続けるコストですので、安い方が成績はあがります。)
→例えば、【1.0%以下】を条件とすれば対象は約250本程度に減ります。
④資金流入が続いている(安定的に資金流入があるということは、純資産総額の多さとも関連しますが、安定運用ができるポイントとなります)
→例えば、【1年連続流入増】を条件とすれば対象は約50本程度に減ります。
⑤運用期間が長い(最近の流行りに流されず、過去からしっかり運用されている商品を選ぶのもポイントです)
→ここでは、【5年以上】を条件とすると対象は約35本に減ります。
これらのスクリーニングは、「一般社団法人投資信託協会のサイト」で確認いただくと便利です。
いかがでしたでしょうか?
ボーナスを機に投資を始めようとしているあなた!是非こちらのコラムを参考に、投資の第一歩を踏み出してみてください。
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吉田 慎一
(株式会社クレディセゾンのファイナンシャルプランナー)
日本FP協会AFP/2級FP技能士/1種証券外務員
資産形成の基本は「長期・積立・分散」投資と信じ、10年以上前からコツコツ積み立て。
その実体験をもとにアドバイスしています。