老後のお金の心配を吹き飛ばそう!投資の始め方とは?

2019.11.20 (更新日:2019.12.04)
10月に消費税が増税され、さらにこの機を逃すまいと各社が人件費上昇によるコスト増を転嫁し、増税前後では2%分(8%から10%へ)以上の物価上昇を感じませんか?支出が増える一方、給料は増えず、社会保険料の負担増から可処分所得は目減りするばかり…さらに企業では従業員構造の見直しから業績好調でも希望退職が募られる状況。
つまり、「収入がほそる中、支出ばかりが増えている…」というのが最近の実感ではないでしょうか。こんな状況では老後のお金の不安は増すばかりですよね。私たちはどのように行動すればいいのでしょうか?
■STEP1  老後の必要資金をしっかり把握しよう!
少し前に金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書を発端に、「老後2,000万円問題」が話題になりましたね。同報告書では、人生100年時代を迎えるにあたり、定年後一切働かず社会保障給付だけでの生活する場合、30年間毎年60~70万円が不足し、その不足額は計2,000万円になるという内容でした。
多くのみなさんが年金に対する漠然とした将来不安を持つ中、「2,000万円」という具体的かつ高額の不足額が明示されたことで、その一部分が切り取られ、「年金制度の崩壊」をネタとした野党が与党を追求する政争の具に使われた感が否めないと感じます。
あらためて「2,000万円」と聞くと大きいけれど、老後は毎月5~6万円くらい不足してしまうかもというのは一方では理解できるし、されていたことでもあるのではないでしょうか。いや、求める老後の生活水準では「2,000万円」でも足りない人も多くいるでしょう。
では、老後のお金はいったいいくら必要なのでしょうか?
この必要額を把握するためには、下記内容を可視化していくことが必要です。
老後理想とする生活(とそれを実現するための費用)
老後に年金で得られる金額
つまり、老後に必要なお金は、
老後の必要資金 = (毎年の老後の生活費-年金額)×老後期間(=定年から寿命まで)
となるわけですね。老後期間は定年を65歳とし、人生100年時代と考えれば35年となります。老後の生活費や年金額の試算はwebで平均値を調べることもできますし、しっかり生活費を計算してみるのもいいですし、専門家であるファイナンシャルプランナーに相談するのもいいですね。
■STEP2  どうやって貯めるかを考えよう!
次に、老後の必要資金を考えるにあたっては、下記貯蓄額を可視化していくことが必要です。
現在の貯蓄額
今後貯蓄できる額(=今後の収入総額-今後の支出総額)
つまり、老後に必要なお金は、
老後の必要資金 = 現在の貯蓄額+今後貯蓄できる額
となります。例えば、40歳独身のあなたが、老後の必要資金が2,000万円で現在の貯蓄が100万円であれば、65歳までの25年間で毎年76万円、つまり毎月約6.3万円の貯蓄が必要ということになりますね。仮の話ですが、25年間に渡って毎月約6.3万円と言うと、かなり厳しい数字がでてきましたね。

■STEP3  貯蓄は「貯金ではなく投資」でためる!
さすがに毎月6万円以上貯めるのは厳しいですよね。現在、銀行に預ける場合、定期預金の金利は0.01%程度。100万円あずけてもその金利収入は100円(税負担を考慮しない場合)、金利収入は無いに等しいですよね。ここはやはり貯金ではなく、「投資」をすることを考えるべきでしょう。
例えば、前述の40歳独身の方が、1,900万円を25年で貯める場合、投資により年3%で運用できれば毎月の貯蓄額は約4.3万円となります。毎月の負担が2万円減りますね。さらに年6%で運用できれば、毎月の貯蓄額は約2.8万円となります。さらに毎月の負担は1.5万円減って、当初の貯蓄額6.3万円の半分以下になりました。金利の力は大きいことが実感できますね。
■STEP4 「投資」って何に投資すればいいの?
私は自身も10年以上にわたり実践している「投資信託を毎月コツコツと決まった額積み立てていくこと」ではないかと思います。この方法のメリットはたくさんあります。
メリット①「貯蓄癖がつくこと」
毎月定期的に積み立てを強制的に行うことで、そのお金はなかったものとして生活する習慣が付くのです。投資ですから価格の変動により、元本を割れる時期もあります。でも、放っておいたら無くなっていたかもしれないお金がしっかり貯まっているんだと考えれば、多少のマイナスは気になりません。基本的に過去数十年にわたり世界経済は成長を続けています。短期的な変動を気にせずコツコツ積み立てることが重要です。
メリット②「ドル・コスト平均法と呼ばれるおトクな投資方法を実践していること」
「ドル・コスト平均法」は簡単にいうと毎月決まった金額で、投資信託を安い時にいっぱい買い、高い時には少しだけ買うことで、安い時にいっぱい買った投資信託が値上がり時に利益拡大に貢献してくれるのです。
メリット③「貯金の0.01%を圧倒的に上回る運用利回りが期待できること」
投資を行うことにより、年3%や6%で運用なんてできるのでしょうか。投資に絶対はありませんが、参考となるのは過去の実績です。過去の実績が将来を保証するものではありませんが、実績があることで安心できますよね。
これらの投資信託でコツコツ積み立てをするのに便利なサービスをご紹介します。
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いかがでしたでしょうか。老後のお金が心配だ、と思っているだけでは不安は一向に解消されません。自分に必要な老後のお金をしっかり把握し、まずは「投資」に一歩足を踏み出してみませんか。
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吉田 慎一
(株式会社クレディセゾンのファイナンシャルプランナー)
日本FP協会AFP/2級FP技能士/1種証券外務員
資産形成の基本は「長期・積立・分散」投資と信じ、10年以上前からコツコツ積み立て。
その実体験をもとにアドバイスしています。