今の生活に時間的なゆとりはあるの?

2019.10.07 (更新日:2019.10.07)
『今の生活に満足している人はどれくらい?』『自分の収入や貯蓄に満足していますか?』では、生活に対する満足度や収入・資産への満足度について見てきました。収入や貯蓄といった経済的な面ももちろん生活の満足度に大きな影響を与えます。とはいえ、自分の好きなことをして過ごす「時間」と言う概念も生活の満足度を図る上では外せませんよね。今回は、ファイナンシャルプランナーの平原直樹(所属:ブロードマインド株式会社)が「時間という点からみたゆとり」という観点で解説いたします。
データは引き続き、内閣府「令和元年度 国民生活に関する世論調査」を利用しています。
■時間的なゆとりがある人はどれくらい?
ずばり「時間のゆとりがあるか?」という問いに対しては、「ある程度ゆとりがある」も含めた「ゆとりがある」という回答が全体の68.6%と高い割合を占めています。
男女別でみても、あまり大きな違いはありません。「ゆとりがある」という回答は、男性が68.9%、女性が68.5%とわずかながら、男性の方が「(時間的な)ゆとりがある」と感じている方が多いことがわかります。働く女性が増えて、家事と仕事の両立で女性の方が時間に追われているのでしょうか?
また、仕事をしている現役世代と年金受給世代では当然時間のゆとりは変わってきますよね。独身の方が多く含まれるであろう20代以下はゆとりがある割合が約70%と高くなっていますが、30代になるとその割合が大きく下がり、「ある程度ゆとりがある」も含めたゆとりのある方は53.2%と全年代の中で最低になっています。仕事と家庭の両立が大きい影響を与えているのでしょうか?
 
とはいえ、ゆとりがあるほうが半数を超えていますので、「日本人=忙しくて時間がない」というステレオタイプは、もはや当てはまらないのかもしれませんね。
60歳以降になるとゆとりがあるの回答が急激に高まります。70歳以上になると、なんとゆとりがあるという割合は84.4%です。お仕事をリタイアした方が一般的となる年代であることを考えると当然ですね。
■みんなの自由時間の過ごし方について
次に自由時間の過ごし方についてですが、男女とも自由時間の過ごし方で最も多いのが趣味や娯楽です。筆者は比較的日々忙しくても気にならないタイプですが、休みは自分の趣味であるサッカー観戦に合わせて取るようにしています。やはり自由時間は自分の好きなことをしたいですよね。
一方、テレビやDVDの視聴や睡眠、家族との団らんなど自宅でゆっくりするのも人気となっています。
2日休みがあると、1日はアクティブに過ごして1日はゆっくり過ごすという方も多いのではないでしょうか?個人的にはもっと男女で差があるのかと思いましたが、余裕時間の使い方には男女差があまりないということでしょうか?
それでは、もっと自由にある時間が増えたら皆さんどんなことがしたいと思っているのでしょうか?
男女とも一番人気は旅行です。「長い休みが取れたら○○へ行ってみたい」なんて思うことはありますよね。筆者も海外旅行が好きなのでよくこのように思いますが、皆さんはいかがでしょうか?
次点で、もっと趣味や娯楽に費やす時間を増やしたいという方が続きます。旅行にせよ趣味や娯楽にせよ、費やす時間を増やすには、どうしてもその分出費も増えてしまう可能性があります。
自由時間をある程度自分の好きなように過ごすには、それなりの経済的な備えも必要になりそうです。自分の好きなことに時間を使うことと経済面の折り合いをうまくつけて、より良い日々を過ごしたいですね!経済面に関して、家計の節約などでお困りの方は、一度FPに家計相談をしてみてはいかがでしょうか?
ブロードマインド株式会社
執筆者:平原 直樹
財産形成や退職金運用といったお金の殖やし方を多くの方に伝えるべく、日本全国で年間100件を超えるセミナーを開催。最近では、高齢者の財産管理手法として、家族信託を広めるべく活動中。

■保有資格
・IFA(証券外務員一種)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・家族信託コーディネーター
・旅行業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続、家族信託

■実績
マネーセミナー:年間100回以上開催
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