元保育士の私がファイナンシャルプランナーになって変わったお金の使い方

2019.08.09 (更新日:2019.08.09)
現在はファイナンシャルプランナー(FP)として、家計の見直しや資産形成等のご相談を受けている私ですが、前職は保育士として、お金とは無縁の仕事をしていました。そのため、FPになって学んだお金に関する知識は驚きの内容ばかりでした。今回は、ファイナンシャルプランナーの橋本みなみ(所属:ブロードマインド株式会社)が、保育士だった私がFPになって知ったこと、実践したお金の使い方についてご紹介いたします。
■保育士だった私が知っている〝銀行″とは?
みなさんが身近に関わる金融機関といえば、まず銀行ではないでしょうか。当時の私は恥ずかしながら、低金利であるが故、銀行に預金をしていても「お金が殖える」という感覚が全くなく、銀行はお金を預かってくれるところだと思っていました。30~40年前、普通預金で2%以上、定期預金で5%以上も金利がつく場合もあったことを知ったときには、とても驚きました。
ちなみにみなさんは、今の普通預金の金利は何パーセントかご存知ですか?
■銀行は本当にお金を殖やしてくれるの?
正解は「0.001%」です。
※参考:大手都市銀行の普通預金金利
これがどれくらい低いのかというと、例えば、100万円を1年間銀行に預け続けた場合、100万円に対してつく利息はたったの10円です。さらに驚くべきことは、利息の10円からも税金がとられるということです。約2割が税金として取られ、手元に残るのは8円です。
実際の数字で計算してみると、銀行に預けていてもお金が殖えないということを実感いただけるのではないでしょうか。
しかし銀行金利がほとんどつかない一方、あまり意識せず、逆に銀行にお金を支払っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
■ATMに潜む手数料
みなさんに考えていただきたいのは、ATMからお金を引き出す際の手数料。もちろん指定時間内であれば無料となりますが、時間外で108円、他金融機関やコンビニを利用すると216円がかかります。つまり先ほどの金利を考えると、このATMの時間外手数料を1回でも取られてしまうと、もう利息で取り返すことは難しいと言えますね。
FPになる前は、私はこの手数料がかかっているということをあまり意識せず、必要なときに一番近くのATMでお金を引き出していました。
手数料が無料の時間帯は仕事をしているため、基本的には時間外、もしくは土日に利用することが非常に多かったように思います。仮にコンビニで1ヶ月に3回、時間外手数料を取られていたとすると、1ヶ月にATMに支払っていた金額は648円、年間にすると7,776円となります。これが仮に30年続いたとしたら…233,280円!驚きの金額となりますよね。
もちろんFPになった現在は、時間外や、利用している金融機関以外のATMは一切利用していません。また、今までは行き当たりばったりにお金を使っていたところ、現在はその週の予定をあらかじめ考え、毎回週始めなど事前に必要額のみを引き出すようにしています。
また、同様にATMで発生する手数料として、振込み手数料についても考えてみましょう。
家賃や習い事の費用、何かを購入した際などに振込みを行う方もいらっしゃると思います。例えば、大手都市銀行の場合、他行あてで現金3万円未満であれば432円、現金3万円以上であれば648円という手数料がかかります。こうして考えてみると、自分のお金を引き出したり、振込みをしたりするだけで出ていくお金があるというのは、非常にもったいないですよね。
■小さなことから大きな節約へ
みなさんには今後の銀行との付き合い方として、ATMの時間外手数料は支払わないということを意識していただけたらと思います。
金融機関によって異なりますが、ネットバンキングに登録して条件を満たしていれば、一定回数は時間外手数料が無料というプランもあります。また、クレジットカードによる支払いが可能なものであれば、クレジットカード決済にすることで振込み手数料を抑えることができますよね。
長い目で見たときに、実はこういった小さな手数料を意識することが、大きな節約への一歩ではないかと思います。お金と上手に付き合い、みなさんの生活がよりよくなれば嬉しく思います。
ブロードマインド株式会社
執筆者:橋本 みなみ
保育士から一転、FPとして活動する中で、マネーに対する乏しさを痛感。「将来のお金について考える大切さを伝えたい!」という想いでセミナー講師として活動しています。お金の悩みをクリアにして、人生を楽しむ方法を一緒に考えていきましょう!
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