そもそも地震保険って必要?保険料の相場はどれくらい?

2018.07.25
大きな震災が相次いでいる昨今、これまでは地震保険をかけていなかったけれど、もしもマイホームが半壊・全壊状態になってしまった場合に備えて、新たに加入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな今回は、地震保険について解説いたします。
■そもそも地震保険って必要なの?
夢のマイホームを購入すると、大半の方がコツコツと長い期間で住宅ローンを返済していくことになりますよね。では、住宅ローンの返済期間中に、災害によってマイホームが半壊・全壊して取り壊すことになってしまったら・・・その後はどうなってしまうのでしょうか?
銀行へ支払いの相談に行っても、一時的にローンの支払い猶予を設けてもらうことはできますが、住宅ローンの支払いそのものがなくなるわけではありません。また、賃貸に住み替えるにしても、並行して住宅ローンの支払いは続きます。
銀行としてもローンの貸し倒れになったら困るので、契約時に保証料をとったり、火災保険への加入を義務付けたりしています。しかし、火災保険には免責事項があり、「地震・噴火・津波は対象外」となっています。というのも、保険会社としても大規模な災害は被害額が想定できない可能性が大いにあるためです。
以上のことから、「地震・噴火・津波」の際にも補償が出るようにするためには、ご契約中の火災保険にご自身で地震保険を付帯する必要があるというわけですね。
■地震保険の相場はどれくらい?
さて、地震保険へ加入したい!となった場合に気になることといえば、その「保険料」ですよね。では、地震保険の相場はいったいどれくらいなのでしょうか?
そもそも、地震保険は単体で加入することができず、必ず火災保険とセットで加入する必要があります。また、地震保険は各損害保険会社ごとに異なるのでなく、国が運営元となっているため、どの保険会社から加入したとしても内容や保険料の仕組みは変わりません。
上記を踏まえてお伝えすると、地震保険の保険料は居住地や建物の構造によって変わります。基本的には各都道府県ごとに地震保険料率が設定されており、その料率から建物の構造、契約期間によって割引となる仕組みです。たとえば、東京都で保険金額1,000万円、木造建築の場合38,900円/年となります。詳細は、損害保険料率算出機構のホームページより確認してみてくださいね。
■地震保険の注意点とは
最後に、地震保険の注意点をお伝えいたします。地震保険には補償金額に制限があり、火災保険の保険金額の30~50%、上限が建物5,000万円、家財1,000万円となっています。つまり、仮に2,000万円の建物が地震で全壊したとしても、火災保険金額が2,000万円の場合、最大で半分の1,000万円までしか補償を受けることができないということです。
また、住宅ローンが残っている状態で被災してしまった場合は、ローンの残債費用に充てられるため、新しい住宅の購入費用や家賃に充てることは難しいといえます。
とはいえ、いくら半分までしか補償されないといっても、そもそも地震保険をかけていなければ、壊れた家の住宅ローンを支払いながら別の住宅購入や賃貸の費用を支払わなければならなくなりますよね。そう考えると、地震保険で十分な補償が出るわけではありませんが、昨今の震災の被害の大きさを考えればかけておいたほうが安全といえるのではないでしょうか。
ブロードマインド株式会社
執筆者:坂本 卓也
新婚世帯や子育て世帯へ向けたマネーセミナー講師として活動。社会保障や金融商品、ニュースでよく聞く言葉など、皆さまの疑問を解決し、生活に役立てていただけるような情報を発信します。

■保有資格
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン

■実績
マネーセミナー:年間50回以上開催
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