子どものお金の教育は何歳から・どんなことをすれば良いの?

2018.05.28
3歳~5歳と大きくなるにつれ、何でも自分でやりたがる子どもも少なくないですよね。子どもが電車に乗る際に切符を入れたがったり、買い物の際に店員さんにお金を渡したがったりするわ!というお母さんは必見。お子さまにお金の教育を始めることを検討してみてはいかがでしょうか。今回は、「子どものお金の教育」についてのコラムです。
■子どものお金の教育は何歳から始めると良いの?
では、子どものお金の教育は何歳頃から始めると良いのでしょうか?
正直なところ、具体的に何歳からというのはなく、早ければ早いほうが良いといえます。とはいえ、お金の大切さを理解できなければ意味がありませんので、お子さまの成長スピードにもよりますが、できれば小学校入学前には訓練を開始したいところです。
■正しい金銭感覚を身につけさせるためのコツとは?
一口に「子ども」といっても、たとえば未就学児と高校生とでは、理解力や思考力、判断力など、さまざまな能力差がありますよね。そのため、子どもが嫌がることなく正しい金銭感覚を身に付けさせるには、子どもの成長に合わせた教育方法がポイントになります。以下でくわしくみていきましょう。
【小学校入学前〜小学校低学年】
まず、お子さまがお金に興味を持ち始めたら、以下のことを理解させることから始めましょう。
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・物を買うためにはお金が必要であること(本質的なお金の価値)
・お金は使うとなくなってしまうこと(有限資産の理解)
・お金を貯めることで、より欲しい物が買えること(貯蓄の重要性)
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この際、人生ゲームのようなゲームを使って、楽しみながら教えてあげるのも有効です。
また、一緒にお買い物をする際に、買う場所やタイミングなどによって、同じものでも金額が違うことを実感させてあげることも重要ですね。たとえば、家族で外出するとします。その際に、同じジュースを観光地の自販機で買うのと、事前にスーパーで買っておくのとでは、値段が違うということを教えてあげられると良いかと思います。
【小学校低学年~小学校中学年】
この頃になると、少しずつお金の大切さを理解できるようになってきているでしょう。そこで、ぜひお子さまにお小遣いをあげることを検討してみてください。金額はいくらでも構いませんし、毎月あげる必要もありません。お小遣いをあげる際には、ただお小遣いをあげるのではなく、「お手伝い1回につきいくら」といったように、お金=労働の対価であることを理解させてあげるとなお良いでしょう。
そして、お小遣いをあげるようになったら、お子さま自身でお小遣いの範囲で買える物を選択するという経験をさせてあげてください。週末に家族でスーパーへ行った時などに、お子さまのお小遣いの範囲で買えるお菓子などを選ばせるのも良いかもしれませんね。
【小学校中学年~高学年】
この頃には、お年玉のようなちょっと大きなお金(会社員でいうところのボーナスですね)の管理を任せてみることをおすすめします。ある程度金額の高い物の中から「自分が本当に欲しい物は何なのか?」をお子さま自身に考えさせて、優先順位をつけさせることで、計画的にお金を使う能力を養ってあげることができます。ここで親が何でも買い与えてしまうと、子どもは我慢することを覚えられなくなってしまうため、非常に重要な部分となります。
お子さまが先々困らないためにも、このように順序を踏んで、
1.お金の特性の理解
2.月々のお金の管理
3.臨時収入(お年玉など)の管理
ができるように教育していってあげましょう。
■正しい金銭感覚を身につけなかった場合、子どもはどうなる?
最後に……小さいうちからお金の教育をしなかったために、わが子が正しい金銭感覚を持ち合わせずに大人になってしまったら、どんなことが待ち受けているのでしょう。
そもそも、なぜ子どもに「正しい金銭感覚」を身につけてほしいと親は願うのでしょうか?
それは、将来自立して親元を離れても「収入の範囲で生活できる能力」を養ってほしいからですよね。当たり前のことのように感じるかもしれませんが、お子さまが将来お金を稼ぐようになった時に必須となる能力です。
そして、この能力を子どものうちから鍛えておかないと、いざ働くことになった時に、せっかく稼いだ収入以上にお金を使ってしまうなんてことにもなりかねません。結果、借金地獄になる……なんてことも!?現在では、クレジットカードやキャッシング、ローンなど、手軽に個人がお金を手に入れることができますよね。だからこそ、より一層お金を管理する能力が求められるのです。
いかがでしたでしょうか?可愛いお子さまのことですので、つい欲しい物を何でも買い与えてしまい兼ねませんが、時には我慢を覚えさせることも大事です。お子さまの将来のためにも、心を鬼にして正しい金銭感覚を身につけさせてあげましょうね。
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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