世帯年収1,500万円超のDINKSが注意すべきこと

2018.05.21
世帯収入1,500万円超えのDINKS世帯となると、金銭面における心配はそれほどなさそうに思えますよね。しかし実際には、そんな経済的に余裕のあるご家庭にも落とし穴が当然あります。では、どのようなリスクが想定され得るのか本コラムで確認していきましょう。
■高収入のDINKS世帯を待ち受けるリスクとは?
【その1.給与水準が下がる可能性】
まずは、この先給与水準が下がるリスクがありますよね。たとえば、インセンティブ要素が大きい営業職の方などであれば、現在の営業成績が今後もずっと続くのか?を考えておく必要があります。当然ですが、スランプに陥った場合はインセンティブが減少するため、結果的に給与水準が下がることになります。
また、外的な要因にも目を向けておきましょう。勤務先が倒産したり、業績が低迷する可能性もあります。倒産時はもちろん業績低迷時には、基本的に高年収である管理職の方から賃金カットされるのが一般的ですよね。
「勤務先の業績は心配ない」そんな場合も同様です。昨今では、M&Aが非常に活発になってきています。そのため、業績の良い会社であっても、M&Aの対象になる可能性は大いにあり得るのです。
仮に、勤務先が買収された場合などは、給与制度が変わることや不本意な立場に追いやられることが予想されます。そういった際に、これまで給与水準が高かった方ほど、悪い意味で影響が大きいものですよね。そうなったら転職すれば良いのでは?とお思いの方もいるかもしれませんが、そんなに簡単な話ではありません。特に年齢が高い方ほど、現在の給与がネックで転職が難しいという話をよく耳にしますよね。
【その2.働けなくなる可能性】
給与水準が下がる可能性だけでなく、そもそも仕事を続けていけるのか?も考えておかなければなりません。
女性であれば、出産のタイミングで必ず働けなくなる期間が発生しますよね。また、性別や年齢に関わらず、大病を患ってしまい働けなくなる可能性も考えられます。このように、ご自身の健康状態によって働けなくなる可能性もそうですが、実はそれだけではありません。
たとえば、親の介護が必要になった場合はどうでしょうか?
ご両親が施設に入るということであれば、それほど影響はありませんが、「なるべく自宅で過ごしたい」となった場合、誰かしらが日中の時間を使って介護をする必要があります。そうなると必然的に、長期に渡って仕事を休む、あるいは仕事を辞めざるを得なくなりますよね。実際に、筆者がご相談を受けるなかでも、介護離職をされた方にお会いする機会が多くあります。
■リスクを回避するために……まずは夫婦で話し合おう!
結婚式などの定番スピーチに“人生の3つの坂”という話がありますよね。上り坂、下り坂、そして、まさか。このように、人生に「まさか」はつきものです。現在は金銭的に余裕があったとしても、この先も大丈夫とは限りません。
共に収入のあるDINKS世帯では、生活に困っていないが故に、それぞれの経済状況を共有できていないことが珍しくありません。結果、お互いに「相手が貯蓄しているはず」と思っていたのに、あまり貯蓄できていなかったというご家庭も多くいらっしゃいます。
こうしたことを避けるためには、まずはご夫婦で互いの経済状況を共有することが大切です。そのうえで、手元のお金に余裕があるということであれば、そのお金を資産運用に回して殖やすことも考えてみてくださいね。
ブロードマインド株式会社
執筆者:平原 直樹
財産形成や退職金運用といったお金の殖やし方を多くの方に伝えるべく、日本全国で年間100件を超えるセミナーを開催。最近では、高齢者の財産管理手法として、家族信託を広めるべく活動中。

■保有資格
・IFA(証券外務員一種)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・家族信託コーディネーター
・旅行業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続、家族信託

■実績
マネーセミナー:年間100回以上開催
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