初めての投資信託!数ある中からどう選べば良いの?

2018.04.16
世間では、「マイナス金利の影響で、預貯金ではお金が増えない」なんて言われていますよね。その一方で、「株価高値更新」や「過去最高の売上」など、景気の良い話を耳にする機会も増え、不安はありつつも投資にチャレンジしてみようかな?という方もいるのではないでしょうか?今回はそんな方のために、数ある投資信託のなかから、何を基準に選定すれば良いのかお伝えしたいと思います。
■10年以上継続している投資信託を選ぶべし!
日本人は新しいもの好きな方が多く、その時のトレンド(オリンピックやワールドカップなど)に乗っかった新発売の投資信託を勧められて購入するケースも少なくありません。ところが、そういった投資信託はこれまでの実績がないわけですから、上手くいくかどうか未知数といえます。
また、その時のトレンドに乗っかった投資信託というのは、たとえばオリンピック開催決定!など、話題になった段階で初めて企画するため、商品化までに時間を要します。よって、高値掴みになってしまうケースが多いです。
以上のようなことから、これまでの実績があり(リーマンショック時の値動きがどうだったかなど)、普遍的で今後も長くつきあえる可能性の高い投資信託を選ぶのがポイントといえます。
■無期限の投資信託を選ぶべし!
多くの投資信託は無期限なのですが、中には期限付きのものがあったりします。投資の世界では、より多くの利益をあげる手法の1つとして、「長期で運用する」というセオリーがありますが、そもそも近い将来に終わりを迎えてしまっては元も子もありません。
期限が来たら買い直せば良いのでは?という意見もあるかもしれませんが、買い直すときには購入時の手数料が発生したり、利益が出ている場合は税金が発生してしまう可能性もあります。結果、その分だけ運用の成果にロスが出てしまいますので、最初から無期限のものを選ぶことをおすすめいたします。
■純資産額50億円以上の投資信託を選ぶべし!
最後に、純資産額の有無という観点からもアドバイスしたいと思います。純資産額が少ない投資信託は、発売されて間もないか、発売されてからの期間は長くても人気が衰退している等の理由が考えられます。発売されてから間もないものは、前述の「10年以上長く継続している投資信託を選ぶべし」でご説明した通りですが、衰退している投資信託に関しては、仮に無期限で設定されていた投資信託でも、繰り上げ償還(※1)されてしまうケースが多々あります。そして、そのデメリットは前述の「無期限の投資信託を選ぶべし」でお伝えした通りです。
(※1)繰り上げ償還とは……当初予定していた期日よりも前倒しで運用を終了して償還(債権・投資信託などの保有者にお金を返却)したり、当初は期日が定められていなかったものの運用を終了して償還すること。
では、なぜ繰り上げ償還されてしまうのでしょうか?
それは、運営サイドの事情を想像すれば簡単です。投資信託の運用管理費用は、基本的に一律「純資産額の年○%」となっていますので、純資産額が減ってしまうと運営サイドの取り分も必然的に減っていってしまいます。採算が取れないのであれば継続はできませんので、「繰り上げ償還」という結論に至るというわけです。ゆえに、安定多数の純資産額を保有する投資信託を、私たちは選ぶ必要があるのです。
ちなみに、某ネット証券会社の検索機能を利用すると、「10年以上」「無期限」「純資産50億円以上」という条件を加えるだけで、およそ2,500本ある投資信託の中から300本程度にまで絞り込むことができます。ここから先は、手数料や投資先(株、債券、不動産)など、ご自身の好みを条件に加えるだけでかなり絞れると思います。それでも迷ってしまう場合は、投資信託に詳しいファイナンシャルプランナー(FP)やIFA(金融機関に属さない独立系のファイナンシャルアドバイザー)に相談してみるのも良いかと思います。
いかがでしたでしょうか?少々乱暴な言い方かもしれませんが、私の経験から申し上げると、あれこれ考えすぎたあげく何もしないよりは、何でも良いからまずは始めてみることをお勧めします。やってみて分かることも多いですし、何冊もの本を読むよりもはるかに勉強になるはずです。新年度で心機一転、資産運用にチャレンジしようと考えている皆さまの人生が、より豊かなものとになることを陰ながら願っております。
ブロードマインド株式会社
執筆者:氏家 大輔
独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として主に個人の資産コンサルティングに従事。全国に1500名以上のクライアントを抱える。まずは自身が実験台となり、株、投信、不動産、保険などで資産形成を実践。実体験に基づいたアドバイスに定評がある経験豊富なコンサルタントです。

■保有資格
・CFP(FP協会認定FP)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・1級FP技能士
・IFA(証券外務員一種)
・相続診断士
・貸金業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続

■実績
総面談数:6,000件以上
マネーセミナー:年間50回以上開催
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