小学生のわが子に金銭感覚を身につけさせたい!そんなあなたへ

2018.02.13 178view
小学生のお子さまをお持ちのみなさま。挨拶や礼儀作法、集団生活でやっていくコツなど、“小学校生活には、人生のいろはが詰まっている”と筆者は思っています。しかし、そんな素晴らしい小学校生活においても学べないことがあります。それは“お金の勉強”です。そこで今回は、「わが子に正しい金銭感覚を身につけさせたい!」と願う親御さま向けのコラムをお送りします。
■子どものマネー教育におけるポイントとは?
親から習わない限り、お金の正しい使い方を分からないまま大人へと成長するのも不思議ではありません。子どもの頃にお金の正しい使い方を教わることなく大人になってしまうと、金銭感覚がずれてしまったり、お金の管理が苦手な大人になってしまう傾向にあります。大人になってから習慣を変えるのは容易ではありませんので、お子さまが楽しんで学べる年齢になったら、ぜひご家庭でマネー教育を始めましょう!
具体的には、以下3つのポイントをお子さまに理解させましょう。
 お金は働くともらえる(本質的お金の価値)
 お金は使うとなくなる(有限資産の理解)
 お金は夢を叶えられる(貯蓄の重要性)
では、どうしたらお子さまに3つのポイントを理解してもらえるのでしょうか?
ご飯を食べたり、習い事をしたり……日頃、何不自由なく生活できているのは、お母さんやお父さんが一生懸命働いてお給料をもらってきているからということを知ってもらうことが、マネー教育の第一歩です。
そのため、まずはただお小遣いを渡すのではなく、お手伝いなどの仕事の対価としてお小遣いを渡すようにしてみてください。こうすることで、お金は働かないともらえないものという認識を持つようになり、お金の価値を理解することができるようになります。
次に、お子さまが「○○が欲しい」「○○をしたい」などと望んだ場合に、その金額や重要度にもよりますが、基本的には受け取ったお小遣いでやりくりするように促してあげてください。こうすることで、お金は使ったらなくなるということと、叶えたいことのためにお金を貯めることの重要性を理解することができるようになるのです。
ちなみに、お小遣いを渡す際は月給制にすることをおすすめします。お風呂掃除や食器洗いなど毎日のお手伝いを仕事とみなし、設定したお給料日にお小遣いを支給するといったイメージですね。
もちろん、お手伝いをする度に現金を渡して動機付けをしているお母さんもいらっしゃいますし、そのほうがお子さまも喜ぶかもしれませんが、日給制よりも月給制のほうが計画性を持ってお金を使うようになり、より正しい金銭感覚を身につけることができるようになるかと思います。
■子どもにお小遣い帳はつけさせるべき?
よく、お子さまのお金の管理についてご相談を受ける際に、お小遣い帳はつけさせたほうが良いのか?と聞かれます。一体、どうなのでしょうか?
答えは、Yes。とはいえ、大人になってから家計簿をつけようと決めても、なかなか続かず面倒になり、しまいには諦めてしまったという方が大半ですよね。大人の自分でもできないことを子どもに無理強いするのは気が引けてしまって……という意見の方もいらっしゃいますし、気持ちは分からなくもありません。しかし、何事にも柔軟な子どものうちこそ、お金の管理方法としてお小遣い帳をつける習慣を身につけさせることをおすすめします。
いっそのこと、これを機に親子で始めてみるというのもおすすめです!さまざまな工夫が凝らされた家計簿やお小遣い帳が販売されています。最近では便利なアプリもありますが、子どもと一緒に始める場合はやはり手書きが望ましいかと思います。
一見すると、記入欄が多ければ多いほど計画的な管理ができそうな気がしますが、子どものお小遣い帳はもちろん、ご自身が使う家計簿もシンプルなほうが良いかと思います。よって、手作りや100円均一で売っているようなものでも問題ありません。
記入項目に関しては、収入・支出・残高が分かれば充分ですが、もう一つ付け加えていただきたいものがあります。それは、欲しいものや行きたいところなど、自分の叶えたい夢を書く欄です。子どもの場合は欲しいものを書くことが多くなると思いますが、いくらするのか、いつまでに買いたいのかを書くよう教えてあげてください。すぐには叶わないけれど、お小遣いを貯めれば夢が叶うということを可視化させてあげることで、貯蓄の大切さを学ぶことができるようになります。
そして、週に一度はお小遣い帳を見返しながら、親子であれこれ話す機会を設けると良いですね。週末に、お母さまからのメッセージを書いてあげたり、「お手伝い頑張ったね」と可愛いシールを貼ってあげても喜ぶのではないでしょうか。
■電子マネーは子どもの金銭感覚に影響を与える?
最近では、電車で小学校や塾に通ったりする子どもの間で、交通系電子マネーの利用が増えているようです。実際に「現金を持たせるのは心配だから」と、電子マネーをケースに入れて、学校や塾のカバンに紐で括りつけている子どもをよく見かけるようになりました。
さて、そんな電子マネーですが、電車に乗れるだけではなく、自動販売機やコンビニのレジにかざすだけで簡単に飲み物やお菓子が買えてしまいます。学生時代まで、駅員さんに切符を渡して切り込みを入れてもらう改札を利用していた筆者からすると、驚きの進化です。
ただし便利な一方で、こんな魔法のカードを手に入れた子どもたちが友達にお菓子を買ってあげてしまい、小学校で問題になったなんて話も聞いたことがあります。このようなことを考えると、電子マネーを持たせることで、子どもの金銭感覚に影響を与えないか心配ですよね……。
では、子どもの電子マネーの使用はどう考えると良いのでしょうか?
安心・安全に電子マネーを使用するためには、ご家庭で以下のようなルールを設けることをおすすめします。
 現金をチャージする(オートチャージは利用しない)
電子マネーはあくまでもお金であるということを理解させるために、必要に応じて都度現金をチャージするようにしましょう。オートチャージは大人にとっては便利な機能ですが、やはり子どもが利用するのはおすすめできません。そして現金をチャージする際は、お金の価値をよりわかってもらうためにも、親子一緒であることが望ましいでしょう。
 用途を限定する
いくら現金をチャージするようにしても、電子マネーだとお金の増減が分かりづらく、お子さまご自身が管理するのはなかなか難しいかと思います。そこで、基本的には交通費のみの利用とし、例外の場合は親への事前の確認を徹底するようにしましょう。
 履歴を確認する
券売機で履歴一覧を発行することができるので、現金をチャージするのと同時に、親子で履歴を確認する習慣をつけるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?子どもは大人と同じことをするのが好きですから、お小遣い帳、月給制、電子マネーの利用もお母さまと一緒なら喜んで始めて、ルールも守るのではないでしょうか。となると、お母さまの自身のお金の管理能力が、そのままお子さまへのお金教育の指導力に繋がります。「今のままだと自信がない……」そんな方は、ぜひ以下のコラムも参考にしてみてくださいね♪
ブロードマインド株式会社
30代夫婦共働き。仕事と家庭の両立に日々模索中!
お金のアレコレ難しそうなことを分かりやすく、共感+αの情報発信を致します。
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