レジャー保険に加入するとどんな補償がつくの?

2018.10.26
健康維持のためにランニングやロードバイクをされる方や、趣味でハイキングや登山などのレジャーを楽しまれる方も多くいらっしゃるでしょう。そんななか気をつけたいのが“予期せぬケガ”です。今回は、ファイナンシャルプランナーの坂本卓也(所属:ブロードマインド株式会社)がレジャー中の万が一に備える「レジャー保険」について解説いたします。
■レジャー保険ってどんな保険?
レジャー保険の主な内容は、①傷害死亡、②傷害治療(入院・骨折一時金など)、③日常生活賠償、④救援者費用の4つに大別されます。①傷害死亡は、死亡保険にしっかりと加入していれば追加する必要はありませんが、②傷害治療は、通常の医療保険の場合にはケガの通院や骨折の一時金などは保障に含まれていないケースが多いため、ケガになった時の治療費が心配ということであれば備えるべき補償といえます。
③日常生活賠償は、レジャー中に相手をケガさせてしまった時などに賠償費用を補償してくれるものです。特に、球技などのスポーツは相手をケガさせてしまうことも珍しくないため必須の補償といえます。ただし、ご加入中の自動車保険や火災保険などで、すでに付帯されている場合は新たに付帯する必要はありません。
④救援者費用の補償は、登山の際など、事故により行方不明になってしまった際の捜索費用として必須の補償といえます。状況によっては、ヘリコプターやドローンなどを導入する場合もあるため、捜索費用が数十万円~数百万円になるケースも珍しくありません。
その他、ゴルフやスキー・スノーボードを行う人向けのプランなど、各レジャーに特化した内容の補償も存在します。
■ケガの際の補償はどれくらい?
では実際に、ケガをした際の補償はどれくらいなのでしょうか?
保険会社やプランなどによっても給付金額は異なりますが、レジャー保険のケガの補償範囲は以下の通りです。
・死亡・高度障害300万円~1,000万円
・入院2,000円~5,000円
・手術2.5万円~10万円 ※入院給付金の5倍・10倍等
・通院1,000円~3,000円
たとえば、入院5,000円/日、手術5万円、通院3,000円のプランに加入した場合、各ケースで下記のような補償の給付内容となります。
①スキーで滑って転倒し足首を骨折。入院6日、通院14日。
→入院給付金3万円+通院給付金4.2万円=7.2万円
②熱中症で2日間入院。
→入院給付金1万円
③ロードバイクで転倒し鎖骨を骨折。入院3日、通院6日。
→入院給付金1.5万円+手術給付金5万円+通院給付金1.8万円=8.3万円
■レジャー保険はどうやって入ったら良いの?
一口にレジャー保険といっても、1日だけの補償として加入する「1Day保険」や1年更新で日常生活のケガも補償してくれる「傷害保険」、また、イベントの主催者などが参加者のケガに備える「レクリエーション保険」などがあるため、加入方法もさまざまあります。
年に1、2度しか利用しないということであれば、コンビニやインターネットなどで気軽に加入できる「1Day保険」が良いですが、レジャーの時だけでなく日頃からスポーツを楽しまれている方は「傷害保険(ケガの保険)」で補償をカバーすることをおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか?レジャーを楽しむ際には、ケガや賠償などにしっかりと備えて思い切り楽んでくださいね。
ブロードマインド株式会社
執筆者:坂本 卓也
新婚世帯や子育て世帯へ向けたマネーセミナー講師として活動。社会保障や金融商品、ニュースでよく聞く言葉など、皆さまの疑問を解決し、生活に役立てていただけるような情報を発信します。

■保有資格
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン

■実績
マネーセミナー:年間50回以上開催
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