子宮頸がんの検査費用はどのぐらい?治療費や保険を合わせて紹介

2016.06.09 (更新日:2019.02.13)
子宮頸がんの検査ってなんか怖いな・・・年に1回は検査した方がいいって聞くけど、そもそもどこで受診できるのかな?検査費用は高いのかな?…そんな疑問や心配により、検査を先延ばしにしていませんか??もし検査で異常が見つかったら・・・と考えると少し怖くなってしまいますよね。しかし、検査をしないで放置するのはとても危険です。
今回は「子宮頸がんの検査にはどれぐらいかかるのか?」「もし検査に引っかかったら治療費用はどれぐらいかかるのか?」について解説していきます。
■子宮頸がんの検査費用
子宮頸がんの検査費用は、どこで受けるかによって異なってきます。
[自治体で受ける場合]
自治体により異なりますが、費用は2,000円程度が一般的です。
自治体によっては無料のところもありますので、お住まいの自治体に確認してみましょう!
[病院で直接受ける場合]
自分の意思、タイミングで受ける場合には、婦人科に行くと検査を受けることができます。平均的にかかる費用は、3,500円~6,000円程度と言われています。検査内容によっては、検診の単価が異なってきますので、事前に病院に聞いてから受診されることをおすすめします!
[職場の健康診断で受ける場合]
毎年職場で健康診断があると思います。その際に一緒に受けることができる場合があります。職場の健康診断で受ける場合にかかる費用は、無料~2,000円程度が平均的です。会社が負担してくれるのか?通常の健康診断と同じタイミングで受けることができるのか? 等、条件は会社によって異なりますので、労務担当の方に確認してくださいね。

 
■子宮頸がん検診の無料クーポンがある?!
2009年以降、がん検診受診促進のため検診が無料になるクーポンが発行されました。但し、毎年もらえるものではなく「20歳・25歳・30歳・35歳・40歳」の女性が対象となります。また、クーポンを発行しているのは、住民票のある自治体です。クーポンが使える自治体は、クーポンに記載されていますので予約の際にチェックしてから電話してくださいね!
■万が一検査にひっかかったら・・・子宮頸がんの治療費用は?
「検査で発見できたのは良かったけど、治療費用はどれくらいかかるんだろう…」

万が一、検査に引っかかった場合、治療費用のことが気になりますよね。
子宮頸がんの治療は、大きく分けると「手術」「抗がん剤」「放射線」の3つです。進行具合や転移の有無、また妊娠しているかどうかによって治療法を選択していきます。
[手術]
進行初期の子宮頸がんやその手前の「子宮頚部異形成」の場合、主に「円錐切除術」という治療が行われます。「円錐切除術」の場合、早ければ日帰り、長くても1週間程度の入院で治療は完了します。手術自体にかかる費用は5~6万円が平均的ですが、入院を何日するか、個室に入るか・・・などで総額は異なります。
また、進行が進んでいる場合や子宮の摘出、転移が見られる場合には、卵巣など周辺の組織も一緒に摘出することになります。この場合、30万~40万円程度かかると言われています。
[放射線]
手術後、再発の懸念がある場合、また再発した場合に行われるケースが多い治療法です。費用は、15 万~30万円程度かかると言われています。
[抗がん剤]
子宮頸がんにおける抗がん剤治療は、術後、補助的な役割で使われることが多い治療法です。費用は、期間や種類によっても異なりますが、10万~30万円程度と言われています。
ここまでで治療費の話をしましたが、実際に入院・手術・その後の治療にかかる費用には、「高額療養費の制度」があります。簡単に言うと、公的医療対象の入院・手術をした場合には、1か月の自己負担額は約8万円でいいですよ、という制度です。

「高額療養費の制度」の自己負担額は、収入によって変わってきます。収入が高くなると、自己負担額も増えてしまうので、備えも大きく必要になりますね。
■子宮頸がんの検査に引っかかったら、保険には加入できない?
子宮頸がんの検査では、「細胞診の結果」が表記されています。細胞診のクラス分類がされており、クラスⅠ・Ⅱ・Ⅲa・Ⅲb・Ⅳ・Ⅴに分類されます。

これだけでは、いまいちピンときませんよね。上記のクラスがどの程度を表しているかを以下で確認し、再検査などの受診漏れがないようにしましょう!
★クラス
Ⅰ:正常
Ⅱ:炎症あり/上皮炎症
Ⅲa:悪性の疑いあり/軽度異形成
Ⅲb:悪性の疑いが高いが断定はできない/軽度異形成・がん
Ⅳ:悪性の可能性が極めて高い/上皮内がん
Ⅴ:悪性/浸潤がん
クラスⅢ以上と書かれていても、精密検査の結果、「異常なし」というケースもあります。大切なのは、いち早く病院で検査をすることです。また、「異常あり」と書かれていると、保険に入れないのかな?とよくご質問を頂きます。加入の診査は、保険会社によって基準が異なります。同じ検査結果でも、入りやすい会社、厳しく判断される会社などがあります。

例えば、無条件で入れる会社もあれば、「子宮だけは保障が持てないですよ」という条件を提示する会社、「入れません」という答えを出す会社もあります。

自分にとって、1番条件がよいところを見つけることをおすすめします。ですが、不安を抱えながらの状態で、いい保険会社を探すのは手間と時間がかかってしまいます。ぜひ、ファイナンシャルプランナーに相談する等、プロの手を借りましょう!
■子宮頸がんの検査を受けよう!
実際に私も「子宮頸がん検診」を受けました!検査自体は5分程で終了します。この5分が早期発見につながります。無料クーポンや会社の健康診断を活用して、ぜひ定期的に「子宮頸がん検診」を受けましょう!
ブロードマインド株式会社
執筆者:加納 茉里栄
年間150世帯のマネー相談やセミナー講師をしています。
モヤモヤしがちなお金のことを、すっきりさせるお手伝いをさせていただきます!

■保有資格
TLC(生命保険協会認定FP)

■得意分野
保険全般、ライフプラン
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