【シングル女性】家はこのまま賃貸?それとも購入?どっちを選んだらいいの?

2019.07.29 (更新日:2019.07.29)
賃貸で住み続けた方がいいのか?もしくは家を購入したほうがいいのか?私にはどちらが合っているのかを知りたい!というご相談が増えてきているように感じます。ズバリ!どちらが良いのかは、その方のライフプランによります。ファイナンシャルプランナーの大坪美樹(所属:ブロードマインド株式会社)が、賃貸と住宅購入、それぞれで考えておくべきポイントについて解説します。
■賃貸に住む場合に考えておくべきポイント
賃貸で住み続ける代表的なメリットとしては、ご自身の意思で引っ越しがしやすい(住環境を変更しやすい)ということでしょうか。気分転換で引っ越しをしたいと思ったときもすぐに引越しができますし、結婚をしてパートナーと一緒に住むことになった場合も対応しやすいですよね。結婚による引越しのみならず、ご自身の転勤や親御さんの介護で実家に帰るという場合にも対応しやすいかと思います。また、思わぬご自身の病気やケガなどで、仕事が思うようにできず収入が減ってしまった…そんな場合は家賃の支払いも大変になってしまいますよね。そんな時に実家へ帰るということにも、対応しやすいですよね。
一方、賃貸で住み続けるうえでのデメリット(リスク)としては、老後を迎えた際にも家賃が発生するということが挙げられます。退職後、年金収入の中で家賃も支払い続けることができれば問題ないのですが、年金受給額も減少し続けており、将来いくら受給されるのかもわからず、年金だけで生活することはなかなか難しいと言われている時代です。
賃貸で住み続けることを検討される際には、年金収入だけで生活ができるのかを、まずは確認しておくことが大切ですね。年金だけでは生活が難しい場合は、足りない分を老後までに貯めておく、もしくはご実家などの住居費用のかからない住まいで老後を過ごすことができるかを確認しておくなど、事前に対策されることをおすすめいたします。
■家を購入する場合に考えておくべきポイント
「毎月の家賃の支払いと住宅ローンの毎月の返済額はあまり変わらない。せっかく払い続けるなら家を購入してしまおう!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家を購入した際の主なメリットとしては、やはり不動産という資産を得られるということですね。住宅ローンの支払いが終われば、老後に家賃の支払いの心配をしなくても良いという点は大きなメリットとなりますね。また住まなくなった時には売りに出す、または人に貸すことで収入を得るという方法をとることもできます。自分好みの家に自由にリフォームしやすいという点もメリットとして挙げられるでしょう。ただし、注意が必要です。
まず、住宅ローンを借りて家を購入する際には、返済期間を確認しておきましょう。一般的に、返済期間が長くなれば長くなるほど、月々の返済金額は下がります。返済期間が長くなる分、老後を迎えたあとも返済し続けなければならないという方も非常に多いのです。家の購入にあたって住宅ローンを組む場合は、確実に支払える期間内(現役中など安定した収入を得られる期間)で完済できるように設定されることをおすすめいたします。
もうすでに家を購入し、このままだと退職後も返済が残るという方は、その返済金額分を退職までに貯めておく、もしくは繰り上げ返済で返済期間を短くするという対策が必要になります。そのため、事前に返済期間を確認しておきましょう。
また住宅ローンの返済のみならず、管理費や固定資産税の支払い、また水回りなどの修繕費用も発生します。このような費用も含めて、やりくりができるかを確認しておくことも忘れないようにしましょう。
次に考えられる注意点としては、ライフプランの変化にしっかりと対応できるかどうかです。
例えば、家を購入した後に転勤や家族の介護で引越しが必要となったら、買った家をどうするか?ということを考えなければなりませんよね。「その家を売ったり貸したりすることで得られる不動産収入で、住宅ローンの返済ができるから問題なし!」と考える方も多いかと思います。問題は「その家が売れるか、もしくは人が借りてくれるかどうか」なんですね。自身の都合で売りに出したもののなかなか売れず、住宅ローンの支払いが残って経済的にやりくりすることが厳しいという声もよく耳にします。
将来ご自身が住めなくなった場合にも買い手がつきそうな家か、もしく賃貸で貸し出してもニーズがある家か、しっかり情報収集されたうえで購入する家を決めることをおすすめいたします。
いかがでしたか。それぞれのメリットとデメリットをみていきましたが、冒頭でもお伝えした通り、賃貸と家の購入、どちらが自分に合うのかはライフプランによって変わります。自身のライフプランに合わせた住宅選びについてお悩みの方は、ファイナンシャルプランナー(FP)に一度ご相談されると良いでしょう。
ブロードマインド株式会社
執筆者:大坪 美樹
大学時代に苦学生の経験をし、その後FPの道へ!「お金のことをわかりやすく」をモットーに日々活動しています。

■保有資格
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士

■得意分野
保険全般、ライフプラン、家計管理

■実績
マネーセミナー:年間50回以上開催
  • この記事が参考になったら
    いいね! してね