独身女性のマンション購入。頭金や住宅ローンで知っておくと良いポイント

2018.06.20 (更新日:2018.06.20)
「今もこれからも、結婚せずにバリバリ仕事をこなしていきたい!」「毎月の家賃がもったいない……」などとお考えの独身女性のみなさまの中には、仕事も収入も安定してきたからマンションの購入を検討しているという方もいるのではないでしょうか?そんな今回は、独身女性のマンション購入におけるポイントをお伝えいたします。
■独身女性がマンションを購入する前に考えておくべき2つのこと
1つ目は、先々ライフスタイルに変化があった場合でも、賃貸や売却しやすい物件を見つけることです。現在は独身で結婚するつもりがなかったとしても、先々結婚して家族が増えたり、親の介護などでやむを得ず転居を余儀なくされることもあるかもしれませんよね。そのような場合に備えて、以下3つの条件は必ず押さえておくと良いかと思います。
①駅から徒歩7分以内
②1LDK(40平米)以上
③リビングが広くオーソドックスな間取り
2つ目は、住宅ローンとその他費用を無理なく支払える金額の範囲で物件を選ぶことです。賃貸の場合は家賃が毎月発生しますが、マンション購入の場合は住宅ローンの返済+管理費に加え、修繕積立金という共有部分を修繕するための費用も毎月発生します。また、固定資産税も毎年払わなくてはなりません。今後無理なく豊かな生活を送るためにも、希望条件を満たす物件がいくらかではなく、上記を含めて無理なく返済できる金額はいくらかを逆算し、その範囲で希望に沿う物件を見つけるようにしましょうね。
■頭金はどれくらい用意しておくべき?
従来、物件金額の1割程度は頭金を用意すべきと言われていましたが、現在は住宅ローンの金利が最低水準ですので、必ずしもその必要はないと思います。すでに頭金を1割程度で考えて用意を進めているのであれば、物件の購入には初期費用として「諸費用」があり、こちらも1割程度かかりますのでそちらに充てましょう。
諸費用とは、具体的には不動産屋への仲介手数料、物件の権利や所有者を第三者へ示すための不動産登記費用、住宅ローンの融資事務手数料や火災保険料など、購入に際してかかる物件以外の周辺費用のことです。新しい家具・インテリアの購入も意外と出費がかさみますので、その予算組みもお忘れなく。
■住宅ローンを組む際に考えておくべきこととは?
住宅ローンには、年収に対していくらまで支払い可能か?を示す、返済比率という基準が各金融機関に設けてあります。おおよそ35%で計算されますが、たとえば年収400万円の方の場合、年間140万円までは住宅ローンの返済が可能ということになります。ただし、あくまで上限となりますので、上記の通りにローンを組むと生活が苦しくなってしまいます。そのため、返済比率はできるだけ余裕を持つようにしましょうね。
また、実際の借入金額の上限は、返済比率に(金融機関で審査の際に用いる)審査金利と返済期間も加味して計算しますので、インターネットのシミュレーション機能や金融機関の窓口などで確認してみてくださいね。
何はともあれ、住宅ローンの審査は金利の低水準に加え、金融機関各社で融資条件面のハードルが以前より下がっていますので、具体的な審査を進める際には一先ず物件価格の100%で融資を希望することをおすすめいたします。
■結婚したら・・・購入したマンションはどうしたら良い?
前述の通りマンション購入を検討している時から、購入した家を賃貸に出したり、売却することを視野に入れたうえで物件を選んでおけば、いざ変化が生じた時にも焦らず次のステップに取りかかることができます。
賃貸に出せば給与以外に毎月収入を得る手段となり得ますし、売却すれば貯蓄して別の大きな出費に備えたり、その資金を元手に住み替えを検討することもできます。賃貸に出すも良し、売却するも良し。いずれにせよ、購入した「自宅」はあなたの「資産」にカタチを変えて、今後の人生に大いに役立つものとなるでしょう。
最後に、一定の基準を満たす物件であれば「住宅ローン控除」を受けることができます。最長10年間は所得税が軽減されることから、住宅購入のメリットともいえるでしょう。また、全期間固定金利で借りた場合は、現在と同じ低水準の金利がこの先も適用され、借入期間満了時は返済がなくなるため老後も安心して暮らすことができます。住宅ローン控除に関することや住宅ローンの組み方についてお悩みの方は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談されることをおすすめします。
ブロードマインド株式会社
執筆者:相馬 あゆみ
スーパーのお買い物から住宅ローンまであらゆるコストパフォーマンスの比較・検討が趣味のため、ファイナンシャルコンサルティングは天職だと思っています。分かりやすく的確に、皆さまの生活がより良くなるようなお話を提供したいと思います。

■保有資格
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・住宅ローンアドバイザー

■得意分野
ライフプラン、住宅ローン、家計管理
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