三世代住宅にしたら補助金はどれくらいもらえるの?

2018.06.06
住宅購入のタイミングは人それぞれですが、お子さまが生まれてから小学校に入学する前までに検討される方も少なくないですよね。その際に、「親との同居」を選択肢の一つにされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな今回は、三世代住宅の補助金に関するコラムです。
■三世代住宅にした場合、補助金額はどれくらい?
三世代住宅となると、嫁姑問題など面倒なこともありそうですが、住居費という面に関してはメリットがあります。もちろん、家の建て替えやリフォームが必要になることも予想されますが、自分たちで土地を買ったうえで家を建てることを考えたら、当然安く済みますよね。また、三世代同居(親+自分たち+子ども)に向けて、住宅のリフォームなどをする場合、一定の要件を満たせば補助金を受け取ることができます。
では、三世代住宅にした場合、補助金額はどれくらいなのでしょうか?
気になる補助金の額は、リフォームの内容によって異なります。国土交通省住宅局の「平成30年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業に関する説明会資料」で確認していきましょう。
上記によると、住宅性能のレベルによって上限額が異なるとのことです。制度自体は、耐震性や省エネルギー対策といった長期優良住宅化の推進が目的のため、三世代同居とは直接的な関係はありませんが、三世代同居を目的とした場合は上限額にさらに50万円上乗せして給付されるといった内容となっております。具体的な上限額は以下の通りです。
①評価基準型・・・劣化対策、耐震性及びその他いずれかの性能項目で評価基準に適合するもの
⇒100万円+50万円(三世代同居の上乗せ分)
②認定長期優良住宅型・・・長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもの
⇒200万円+50万円(三世代同居の上乗せ分)
③高度省エネルギー型・・・②のうち、一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減されるもの
⇒250万円+50万円(三世代同居の上乗せ分)
100万円単位の大きな金額ですので、せっかくリフォームをするのであれば、ぜひ受け取りたいですよね。リフォームを検討している方は、工務店などにこれら補助金の対象になる工事なのかを必ず確認するようにしましょうね。ちなみに、三世代同居の住宅の定義は、キッチン・浴室・トイレまたは玄関のうち、いずれか2つ以上が複数箇所ある住宅となっています。
なお、こうした国の施策とは別で、自治体独自で補助金を出しているケースもあります。地元の工務店を使うと補助金額がアップするなど、自治体ごとに特色がありますので、お住まいの自治体のホームページなどもチェックしてみてくださいね。
■三世代住宅ならではのメリット
さて、三世代住宅のメリットは、どのような点にあるのでしょうか?
前述の通り、自分自身で住宅を購入するよりも安く済むという点があります。
また、お金の面とは別に、お子さまを授かった後も共働きがしやすいという点も挙げられます。特に、働く女性にとって、保育園の送り迎えや急なお子さまの発熱などは避けては通れない問題です。大事な会議がある日に限って、お子さまの急な発熱で保育園から電話がかかってくる・・・働くママのあるあるなのではないでしょうか?このような場合も、同居していれば、親にお迎えに行ってもらうのを頼みやすいですよね。
いわゆる小1の壁と言われる時期などは、特にありがたみを実感することができると思います。一般的に、お子さまが小学生になると、多くの企業では時短勤務の取得が難しくなります。一方で、学童などはあるにせよ、お子さまより早く帰宅するのは難しいという方が多いという現状があります。そんな時も親と同居していれば、お子さまが学校から帰宅した際にも誰かしらがいるという状態を作り出せますので、お子さまにとっても心強いですよね。このように、いざという時にご両親がすぐ近くにいるというのが、同居の最大のメリットと言えます。
いかがでしたでしょうか?もちろん、他人と一つ屋根の下に住むわけですから、気苦労もあるかと思います。それでも、三世代住宅はデメリットばかりではないことをご理解いただけたのではないでしょうか。そして、その際には補助金なども上手く活用してみてくださいね!
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