台風や豪雨などの災害から家を守る保険とは?

2017.08.23 (更新日:2017.08.23)
近年増えつつある、大型台風やゲリラ豪雨などの異常気象。ニュースなどでも、自然災害による被害を取り上げる機会が多くなったように感じます。やはり、持ち家の方は自然災害による損害が心配ですよね。では、もしも土砂災害や家屋浸水などの自然災害に巻き込まれてしまったら……自宅を守ってくれる保険はあるのでしょうか?
■近年増えつつある異常気象
本来であれば晴天の暑い日が続くお盆ですが、今年は冷夏で雨ばかり……。まるで梅雨に逆戻りしたかのようでしたね。近年、このような異常気象が増えていると感じることはありませんか?
たとえば、今年は6月にも真夏のような暑さがみられましたよね。6月上旬にも関わらず、最高気温が30度を超える真夏日になったのが、全国で88地点もあったそうです。そうかと思えば、数日後には北海道で氷点下を迎える朝も……。このように、寒暖の差が激しいというのも異常気象の影響といえるでしょう。
また、寒暖差だけではなく大雨も心配ですよね。今年の7月に発生した九州北部の豪雨も記憶に新しいのではないでしょうか?福岡県朝倉市や大分県日田市では観測史上1位となるほどの雨量により、河川の氾濫や土砂崩れなど大きな被害が発生しました。その影響により、自宅に損害を受けた方がたくさんいらっしゃいました。
やはり、自然災害は怖いですよね。今後もさらに異常気象が増えていくことを考えると、もはや他人事とは言えません。では、もしも土砂災害や浸水などの被害に巻き込まれてしまったら、自宅を守ってくれる保険はあるのでしょうか?
■自然災害による自宅の損害……守ってくれる保険はあるの?
さて、実際に自然災害によって自宅に損害を受けた場合、何か守ってくれる保険はあるのでしょうか?
実は、こんな際に利用できるのが「火災保険」です。火災保険は、その名のとおり「火事」の際に補償を受けることができるのはもちろんのこと、その他の自然災害にも対応しています。では、以下で詳しくみていきたいと思います。
一般的に、火災保険には「火災」だけでなく「風災」や「雹災」、「雪災」の補償が付いています。そのため、台風や雹で窓ガラスが割れてしまった場合や、積雪による重みで屋根がつぶれてしまった場合なども補償してくれます。また、みなさんが加入しているプランにもよりますが、「水災」や「盗難」なども補償の対象となります。よって、大雨で川が氾濫して床上浸水した場合や土砂崩れによる被害なども、水災補償を付けていれば補償を受けることができます。なお、自然災害とはあまり関係ありませんが「盗難」についても簡単に説明しておくと、盗難行為に付随する損害を補償してくれるというものです。たとえば、空き巣によってドアの鍵が壊されてしまったり、窓ガラスを割られてしまった場合などの補償です。
また、保険金の給付額は建物の被害状態によって異なります。一般的に、保険対象の延床面積のうち80%以上損害を受けた場合は全壊・全焼という定義になります。そして、全壊・全焼の場合は再び建物自体を立て直す必要があると判断され、その分が給付されます。被害状況が上記以外の場合は、「建物を修理すればOK」という判断になり、修理にかかった分が給付されます。
■勤務先の制度も確認してみよう!
火災保険だけではなく、会社員や公務員の方は一度お勤め先の制度も確認してみましょう。というのも、自然災害で自宅に損害が発生した場合、共済会などで見舞金を出してくれる場合があるからです。そして、火災保険も同様ですが、共済会などに自ら請求をしないと給付を受けることができません。そのため、請求漏れがないよう、勤務先の制度についても事前に確認しておくことをおすすめいたします。
ブロードマインド株式会社
執筆者:平原 直樹
財産形成や退職金運用といったお金の殖やし方を多くの方に伝えるべく、日本全国で年間100件を超えるセミナーを開催。最近では、高齢者の財産管理手法として、家族信託を広めるべく活動中。

■保有資格
・IFA(証券外務員一種)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・家族信託コーディネーター
・旅行業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続、家族信託

■実績
マネーセミナー:年間100回以上開催