春からわが子が幼稚園に入園!園児向けの保険には加入すべき?

2018.03.29 (更新日:2018.03.29)
春から幼稚園に入園予定のお子さまをお持ちのみなさまの中には、入園の案内時などに、園児向けの保険のパンフレットを配られたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな今回は、園児向けの保険の気になる内容と加入すべきかどうか?について解説いたします。
■そもそも園児向けの保険とは?
園児向けの保険は、年間で数千円程度とそれほど高額でない保険料となっているようですが、一体どのような保険なのでしょうか?
一般的に、こうした園児向けの保険には、以下3つの補償がついていることが多いようです。では、詳しくみていきましょう。
1.園児自身のケガの補償
まずは、園児自身の身に何かが起こった場合の補償ですね。たとえば、幼稚園までの通園途中や園内での事故でケガをした場合などが該当します。また、日射病やO-157などの細菌性の食中毒なども支払い対象になることが多いようです。
2.他人に損害を与えた場合の損害賠償
次に、園児自身ではなく、一緒に遊んでいる友達などにケガを負わせてしまった場合などの補償です。友達のおもちゃを壊してしまった場合など、人だけでなく、物も対象となるようです。また、園児向けの保険として加入したとしても、同居の親族全員が適用されることが一般的です。
3.扶養者(親)が事故で死亡してしまった場合の補償
最後は、親が事故で死亡してしまった場合の補償です。まだまだお子さまが小さい時期に、親に万が一のことがあったら心配ですよね。病死は対象外となりますが、扶養者である親の死亡に備えての補償です。
基本的には、これらを心配される方のための保険と考えると良いでしょう。また、上記以外にも、お子さまが遠足などで遭難した場合の救援にかかる費用などが付帯されていることもあります。
■園児向けの保険には加入すべき?
前述のとおり、今後のお子さまの幼稚園生活を考えると発生しそうなリスクに備えた保険といえますので、加入を検討しても良いといえるでしょう。ただし、必ず加入する必要があるかというと、その限りではありません。
たとえば、多くの自治体では園児が通院や入院をした場合には、医療費の助成があります。よって、医療費がそれほどかからないのであれば、わざわざ保険から給付を受ける必要はありませんよね。
また、ご加入中の自動車保険や火災保険に、賠償責任の保険がすでに付帯されていることも珍しくありません。すでに同種の保険をお持ちであれば、別途加入する必要もないでしょう。
なお、扶養者への補償も同様です。まだお子さまが小さいときに親が亡くなってしまうのは心配ですが、病気による死亡は補償の対象となりませんし、そもそも適切な保険金額の生命保険に加入しているのであれば、わざわざ死亡保障を追加する必要もありませんよね。
つまり、園児向けの保険は、今後発生しそうなリスクに比較的割安で備えられる一方、ご自身の置かれている状況次第では、別段不要という判断も決して間違ってはいません。そのため、園児向けの保険の加入を検討されている場合は、まず火災保険や自動車保険も含めて、ご家庭で加入している保険の補償内容をチェックしてみましょう。
いかがでしたでしょうか?現在ご加入中の保険では補償の範囲外ということであれば、前向きに加入を検討すれば良いでしょうし、すでに十分補償されているようであれば、加入を見送っても良いでしょう。そもそも、どうやって現在加入している保険の内容を確認すれば良いかわからないという方は、保険に詳しいファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみてはいかがでしょうか?
ブロードマインド株式会社
執筆者:平原 直樹
財産形成や退職金運用といったお金の殖やし方を多くの方に伝えるべく、日本全国で年間100件を超えるセミナーを開催。最近では、高齢者の財産管理手法として、家族信託を広めるべく活動中。

■保有資格
・IFA(証券外務員一種)
・TLC(生命保険協会認定FP)
・2級FP技能士
・家族信託コーディネーター
・旅行業務取扱主任者

■得意分野
資産運用、ライフプラン、保険全般、住宅ローン、相続、家族信託

■実績
マネーセミナー:年間100回以上開催