すべての女性に伝えたい!サードライフとは?

2019.12.13 (更新日:2019.12.13)
私は現在、女性向けのセミナーで講師をしています。セミナーの中で、ご参加いただいた女性のみなさんに必ずお伝えしていることがあります。それは「女性には老後が2回ある」ということです。
そして、その老後の準備はご自身の2回目の老後=「サードライフ」もふまえて準備をしていきましましょう、ということです。今回は、ファイナンシャルプランナーの橋本みなみ(所属:ブロードマインド株式会社)が、女性のみなさんに必ず考えていただきたい「サードライフ」について解説します。
■女性には老後が2回ある!?サードライフとは?
「セカンドライフ」というと、みなさんどこかで耳にされたことがあるのではないでしょうか。「セカンドライフ」とは、ご夫婦がご勇退された後、ご夫婦だけで過ごされる老後のことをいいます。
それに対して「サードライフ」とは、ご夫婦の内、男性に先立たれ、残された女性が1人で生きていく期間のことを言います。今は「人生100年時代」とも言われていますが、現在女性は90歳まで生きる方が50%(※1)を超えていると言われています。
つまり、2人に1人が90歳まで生きるということですね。それに対して男性の平均寿命が81歳(※2)と言われています。つまり、平均寿命から考えると、女性にはご夫婦で過ごされる老後と、ご自身だけで過ごされる老後の2回があるかもしれないということですね。
■サードライフを考える大切さ
私が女性のみなさんに老後を考える大切さをお伝えしていることにはもちろん理由があります。まず、人生には大きくお金がかかると言われている「三大支出」と言われるものがあります。
1つ目は「住宅購入」、2つ目は「教育資金」、そして3つ目が「老後」になります。この三大支出の中でも「老後」がもっとも“厄介”と言われています。
どうして「老後」が“厄介”と言われているのかというと、この中で「住宅購入」「教育資金」については、一般的に現役時代の収入があるタイミングでくる方がほとんどかと思います。また、住宅購入であれば住宅ローン、教育資金であれば奨学金としてローンを組むことができます。さらに、住宅購入をする方、しない方、お子さまを望まれる方、お子さまを望む人数によっても、かかってくる金額はみなさんそれぞれ異なってきます。それに対して「老後」はどうでしょうか?
老後は退職後の収入のないタイミングで訪れますし、老後がこない方はいないため、必ず必要となるお金と言えますね。現在この「サードライフ」がある社会問題となっています。何が問題なのかというと、現在生活保護を受けている方の約4割以上が高齢者の単身世帯であるというデータがあります。さらに高齢者の単身世帯での生活保護受給世帯は、現在も増加傾向が見られます。
(参照:生活保護制度の現状について 年齢階層別被保護人員の年次推移)
万が一、ご自身で老後の必要額が用意できなかった場合、お子さまやお孫さま等のご家族に迷惑がかかってしまう可能性もありますよね。また、そもそも誰にも頼れないという方もいらっしゃるかと思います。そうなってしまわないよう、ご夫婦での「セカンドライフ」はもちろんですが、「サードライフ」をふまえて老後の準備をしておくことが大切なのです。
「老後」というと、少々先の未来に感じられ、「住宅購入」や「教育資金」等の目先の費用に目が行きがちになってしまう方も多いかと思います。「住宅購入」「教育資金」「老後資金」の3つに関しては、同時進行で考えるということ、そして今から確実に準備をしておくということをおすすめいたします。
■賢いサードライフの備え方
では、サードライフをどのように備えればよいのでしょうか?
備え方には、例えば終身保険、投資信託やiDeCO等、幅広い資産運用商品の選択肢があります。ただ、老後に向けてご自身にとってどういった資産形成が適しているのか?について、「ライフプラン」を考えることが重要です。
例えば、65歳以降は年金がもらえますが、年金は働いた年数や年収によってみなさん違ってきます。ご自身が今までどう過ごしてきたかというライフスタイルや老後どう過ごしていきたいかによって、老後の必要額は一人ひとり異なります。ご自身が老後のためにいくら貯めるべきなのか?今後の人生で大きくお金がかかるタイミングはいつなのか?ということを一度確認してみましょう。
そして今後の収支状況や資産状況等をふまえ、ご自身であればどのように準備をするのが賢い方法か?ということを考えていきましょう。
老後の備えを始めたいと考えられている方は、ご自身にとってベストなプランニングができるファイナンシャルプランナー(FP)に一度ご相談されると良いでしょう。Sodanでは、無料でご相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
ブロードマインド株式会社
執筆者:橋本 みなみ
保育士から一転、FPとして活動する中で、マネーに対する乏しさを痛感。「将来のお金について考える大切さを伝えたい!」という想いでセミナー講師として活動しています。お金の悩みをクリアにして、人生を楽しむ方法を一緒に考えていきましょう!