年収350万円のOLが受け取れる年金額はどれくらい?

2018.02.02
社会人になって10年ちょっとの30代独身OLのみなさま。社内では後輩が何人もできて頼られる存在になり、年収も300~350万円程度もらえるようになり安定してきた……そんな頃なのではないでしょうか?今回は、そんな方々が受け取れる将来の年金額についてみていきたいと思います。
■まずは、老後1人で生活するのにいくら必要か確認しよう!
30代独身女性のなかには、「このまま一生独身かもしれない……」と不安をお持ちの方もいらっしゃいますよね。そして、みなさん口を揃えて仰るのが「老後生活」に対するお金の不安です。たしかに、老後も友人と楽しく過ごすにしても交際費が必要となりますし、快適な住居を手に入れるには、住居費の問題をクリアする必要があります。また、いざ介護が必要になった場合に備えたお金も必要です。
実際、金融広報中央委員会によると、
51.0%の方が老後の生活について「非常に心配である」と、33.9%の方が「多少心配である」と回答しています。
心配している方の理由としては、「十分な金融資産がないから」が71.4%、「年金や保険が十分ではないから」が53.2%となっています。このことから、みなさん自分自身の蓄えのなさに心配しているだけでなく、年金や医療などの公的な保障にも不安を抱えていることがわかりますね。
それでは、老後1人で暮らすとなると、どれくらいお金が必要なのでしょうか?
総務省によると、60歳以上の単身世帯の必要生活費(=消費支出)は149,552円です。ここで注意が必要なのが、住居費です。統計上80%が持ち家という前提となっています。そのため、上記では住居費支出が13,092円となっています。
よって、都市部において賃貸で一人暮らしを続けるのであれば、別途住居費を考える必要があります。前述の老後の必要生活費に別途家賃分を加味するか、現役時代に家を購入しておくようにしましょうね。
■年収350万円のOLが将来受け取れる年金額はどれくらい?
それでは、仮に現在およびこの先も年収が350万円だった場合、将来もらえる年金はどれくらいなのでしょうか?
会社員の方の場合は、厚生年金を受け取ることになります。もらえる年金額は、以下の計算式に当てはめると算出することが可能です。
【厚生年金受給額の計算方法】
平均標準報酬額×5.769/1,000(※)×被保険者期間
(※)報酬比例部分の乗率は、生年月日が昭和21年4月2日以降の方は一律5.769/1,000となっております。それ以前の方に関しては、こちらをご覧ください。なお、平均標準報酬額に関しては算出方法が複雑ですので、代わりに今回は平均月収を用いて計算したいと思います。
年収350万円ということは、ボーナスも含めた平均月収はおおよそ29.1万円です。仮に、22歳から60歳まで38年間(456ヵ月)働くとして上記の計算式に当てはめると、291,000×5.769/1000×456=約765,523円/年です。なお、おそらく20代の頃はもっと年収が低かったことが予想されますので、その際は上記金額よりもその分低くなります。
また、上記の他に国民年金が受給されます。2018年現在の国民年金の満額受給額は、779,300円/年です。
両方を合わせると、765,523円+779,300円=1,544,823円/年。月額に換算すると、約128.735円/月です。都市部で暮らすのであれば、家賃と光熱費、通信費でほぼなくなってしまうことがわかります。普通に生活を送るだけでも赤字になってしまいそうなところですが、さらに大病をした場合や介護が必要になった時のことも考えておく必要があります。このことから、年金だけで老後生活を送るのは厳しいということが伺えますね。
■これから私がやるべき備えは?
では、安心して老後生活を迎えるために、今から何をするべきなのでしょうか?
まずは、先々のライフプランを立ててみましょう。とはいえ、どのようにライフプラン設計をすれば良いかわからない……という方もいらっしゃいますよね。そんな方には、ライフプランニングはファイナンシャルプランナー(以下、FP)の専門分野となりますので、FPの力を借りながら進めていくことをおすすめします。
具体的な流れは、以下の3ステップです。
① 必要な老後資金を算出
      
② 将来受け取れる年金額を算出

      
③ 今から用意するべき必要額を算出
必要な老後資金は、持ち家の有無やどのような老後生活を送りたいかによって変わってきます。また、準備すべき金額もご自身の預金額や退職金の有無などによって変わってきます。
なかなかシビアな結果が返ってきそうで怖いですが、現状を把握することはとても重要なことです。この結果を踏まえて、最後にやるべきことは「必要額を準備するための手段を決める」ことです。
つまり、「毎月普通預金で積み立てをするのか?」あるいは「お金に働いてもらうために資産運用するのか?」といったことですね。とはいえ、これらを一人で決めていくのは簡単ではありません。そんな時は、ぜひ私たちFPをうまく活用してくださいね!
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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