−女性のキャリアアップ支援−「教育訓練給付金」を学ぶ!

2015.05.29 1696view
「すべての女性が輝く日本」というスローガンを聞いたことはありますか?
わが国は、東京五輪開催年の2020年を目途に、「働く女性」や「女性管理職」を増やすことを目指しています。とはいえ、現状の女性の労働市場をみてみると、まだまだ厳しい状況です。
文部科学省の「我が国の若者・女性の活躍推進のための提言」によると、第1子出産を機に離職する女性は6割。その理由には、就業時間の長さや子供の預け先の問題など、仕事と家庭の両立が困難であることが挙げられています。一度離職してしまうと、同一のキャリアに戻るのが難しい状況にあるようです。特に、子育て期の30代にはこの傾向が顕著にでており、せっかくの専門知識やスキルが埋もれてしまっています。その一方で、子育てをしながら再就職を希望している方々に対して、お子さま連れでも来所しやすい環境を整備した、マザーズハローワークの設置が進むなど、国も対策を打っています。
そこで今回は、女性の復職や転職の助けになるような制度についてみていきたいと思います。
■マザーズハローワークって?
マザーズハローワークとは、子育て中の女性のためのハローワークのことです。子供が幼稚園に行っている間など、外出できる時間が限られている方にもおすすめです。
【ポイント】
・チャイルドコーナーやおむつ替えのベッドや授乳スペースがある
・電話で事前予約も可!
・育児中の方でもOKな求人を探してくれる
・一般のハローワークと違い中高年の男性がいない
■就業支援システム「教育訓練給付金」
今回は、女性の復職や転職の助けとなるさまざまな制度の中から、「教育訓練給付金」についてもう少し掘り下げてみてみましょう。

一般的によく知られているのは、「一般教育訓練給付」かと思います。これは、教育訓練給付の対象講座を修了すると、受講費用の40%(上限10万円)が、雇用保険から給付されるというものです。語学学校や資格学校にも適用されますので、キャリアアップのために資格取得などを検討する際には、ぜひ利用することをおすすめします。
※この制度を利用するには、雇用保険の被保険者期間が3年以上あることなど、一定の条件がありますのでご注意ください。
■MBA等、大きなステップアップを目指す方に
2014年10月からは上記に加え、「専門実践教育訓練の教育訓練給付金」が追加されました。この制度は、より給付額がアップしており、大学院でのMBA取得講座などがラインナップされています。受講費用の40%(上限32万円)が雇用保険から給付され、訓練期間は最大で3年間、最大96万円まで給付されることになります。
また、専門実践教育訓練の受講修了後に、あらかじめ定められた資格などを取得できた方で、1年以内に新たに雇用された方やすでに雇用されている方には、追加で受講費用の20%が給付されます。つまり、MBAなどのように、大きくステップアップを目指す方向けの支援制度というわけですね。
※この制度は、2018年までの暫定処理となりますのでご注意ください。
いろいろな制度をうまく活用して、キャリアアップを考えて行きたいですね!
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