給与明細の正しい見方とは?

2017.05.01 745view
毎月の給与明細、きちんとチェックしていますか?出勤状況や手当、給料から引かれているものなど……さまざまな情報が明記されています。給与明細の内容を理解して、チェックする習慣をつけましょう。
■給与明細に記載されている内容とは
給与明細は会社によって書式が異なりますが、大別すると3つに分類されます。
勤怠項目
出勤した日数、有給休暇や欠勤の日数、残業時間などが明記されています。これらの内容をもとに給料を計算します。
支給項目
主に基本給や各種手当が明記されています。
控除項目
社会保険料や税金など、給与から天引きされる項目が明記されています。
■控除項目にはどんなものが含まれているの?
「あれ?思っていたより給料が少ないな……」そう感じるのは、控除項目の金額が自分が思っていたよりも多いからかもしれません。では、自分の大切な給料から一体どんなものが引かれているのでしょうか?
【所得税】
所得税は給与・賞与金額または扶養家族の人数に応じて天引き(源泉徴収)され、12月に行われる年末調整で正確に計算され精算されます。
【住民税】
住民税は前年の年収に応じて金額が決定します。つまり前年に給与が発生しない新入社員などは、1年目は住民税の支払いが基本発生しません。一方、出産や失業により収入がなくても前年に給与があった場合は、住民税を支払う必要があるということになります。
【厚生年金保険】
厚生年金保険は、老後に支給される老齢年金や、死亡した時に遺族に支給される遺族年金、障害状態になった時に支給される障害年金となります。
【雇用保険】
雇用保険は、退職して就職活動を行っている際に失業手当を受給することができます。また、在職中も国が指定する講座を受講し修了した場合に、教育訓練給付金を受けることができます。
【健康保険】
健康保険は、病気やけが、またはそれによる休業、出産や死亡といった事態に備える公的な医療保険制度です。
【介護保険】
40歳以上になると介護保険に加入することになるため、介護保険料も控除されるようになります。
「厚生年金保険」「雇用保険」「健康保険」「介護保険」、これらは社会保険料と呼ばれています。通常は毎年4、5、6月の3ヵ月間に会社から受け取った給与の平均額をもとに社会保険料を決定します。給与から約14%も控除されるため、負担額は大きいですよね。このように、給与明細はさまざまな情報が記載されています。手取額を知るのはもちろん、社会保険料等の負担額を知ることもできるのです。
■なぜ給与明細をチェックしたほうが良いの?
会社員の給与は額面給与≠手取り給与です。額面収入から税金や社会保険料などさまざまなものが控除されます。自分のお給料から引かれているわけですから、支払っている税金額などは把握しておきたいものです。住宅ローン控除やふるさと納税などの税金の還付制度を利用したとしても、当然自分自身が支払った額以上の還付はありません。そういう意味でも、どんなものにいくら引かれて納税しているのかを理解しておくと良いですね。また、そもそも会社で行われた給与計算が間違いっていた!なんていうこともあり得ますので、給与明細は毎月必ずチェックする癖をつけましょう。
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
  • この記事が参考になったら
    いいね! してね
まわりにもシェアしよう!