家計管理は、夫と妻のどちらが主導権を握ると良いの?

2017.04.24 19984view
結婚して、専業主婦になる予定の私。これからは夫の給料で日々の生活を送ることになるけれど、そこで気になるのが家計管理の方法について。「生活費を家庭に入れてもらう」のと「夫のお小遣い制」、どちらのほうが家計管理は上手くいくものなのかな?
■夫と妻のどちらが家計を握ると上手くいくの?
結婚したてのご夫婦にありがちなお悩みの1つが、「家計管理の方法」についてですよね。「なかなか貯金ができないんだけれど、他の家庭ではどのように管理しているのかな?」と気になっているご夫婦も少なくないのではないでしょうか。では、みなさんのご家庭ではどのように家計を管理していますか?
専業主婦世帯の家計管理の方法は、大きく以下の2つに分けられます。
(1)妻が家計管理をして夫にお小遣いを渡す
(2)夫が家計管理をして妻に必要な生活費のみを渡す
当然ですが、どちらが良い・悪いというのはありません。よって、きちんと貯蓄ができるのであれば、どちらの方法を採用しても問題ないといえます。一般的には、男性のほうが女性よりもお金の管理が下手だと言われているので、(1)のお小遣い制を採用している家庭のほうが多いかもしれませんね。とはいえ、ご自身のほうがお金の管理に自信がない場合や、ご主人のほうがお金の管理に向いている場合は(2)の方法を採用すると良いかと思います。実際、わが家は筆者がファイナンシャルプランナーという、お客様の資産形成についてアドバイスさせていただいている職業ということもあって、(2)の方法を採用しています。このように、家計管理の得意なほうが管理をしたほうが上手くいくと考えられます。
■それぞれのパターンにおいて注意すべきポイントとは
前述のとおり、どちらが管理をしていてもきちんと貯蓄ができるのであれば、問題はありません。とはいえ、いずれの場合であっても注意すべきポイントはあるので、以下で確認していきましょう。
(1)妻が家計管理をして夫にお小遣いを渡す場合
こちらの場合は、奥様ご自身で家計管理をするので、毎月の収支を把握することができます。ただし、当然ご主人は奥様が「貯蓄をしてくれている」と思っていますので、散財することなくきちんと貯蓄するようにしましょうね。とはいえ長い人生の中において、収入が減ったり支出が増えたりと収支のバランスが合わず、貯蓄が思うようにできないタイミングが必ず発生します。そのようなことが起きた場合は、その旨をきちんと伝えるようにしましょう。なぜなら、こちらの方法を採用した場合、ご主人には生活費のかかり方が全く見えません。よって、住宅購入など大きな支払いが発生するときに、上記のような事態を共有していないと、「どうしてわが家にはお金がないのか?(=なんで貯蓄していないんだ!?)」と夫婦喧嘩の種になってしまう恐れがあるのです。
また、ご主人の昇進など、家庭の収入が増えたときはご主人のお小遣いにも反映するなどして、家庭の収入とご主人自身のお小遣額を連動させてあげるようにしましょう。これを怠ると、ご主人の仕事へのモチベーションにも悪影響が出てしまいかねますよ。
(2)夫が家計管理をして妻に必要な生活費のみを渡す場合
前述の通り、こちらはご主人が管理上手であったり、反対に奥様がお金の管理が苦手な場合に採用する方法です。ご自身で管理する必要がなく気楽な反面、世帯収支が奥様には見えにくいのがデメリットです。ちゃんと貯蓄してくれていると思っていたのに……なんてことにならないよう、年間でどれくらい貯蓄できているのか?くらいは、最低限チェックするようにしましょうね。一般的に、男性が管理をする場合、ご主人のほうが金融リテラシーの高いことが珍しくありません。そのため、貯蓄の一部に投資商品が入っていることが予想されます。ご夫婦の財産になるわけなので、どんな商品なのか?はきちんと教えてもらうようにしましょうね。また、投資商品は「時価」という考え方があるので、緊急予備資金としては不向きです。よって、併せて現金(預金)の残高も確認しておくほうが安心かと思います。
また、忘れてはいけないのが、保険会社も含めた金融機関の一覧表を作ってもらうことです。特に、金融リテラシーの高いご主人の場合、ネット経由での加入申し込みをする方が多いかと思います。通常時は何ら問題がないようにみえますが、ご主人に万が一のことがあった場合のことを考えると、実は非常に危険な状態といえます。保険で例えると、万が一のことが起きているにも関わらず、ご主人の加入している保険会社さえもよくわからない状態ということです。保険の場合は加入していたとしても、請求しないと給付を受けることができません。よって、一覧化されていないがために、結果的に請求漏れが出てしまうといったこともあり得るのです。ネット銀行やネット証券も同様です。これらもきちんと一覧表を準備してもらわないと、何かの際に引き出すことができなくなってしまいます。このようなことからも分かるとおり、ご主人に家計管理を任せるにしても、やはり最低限のことは把握しておく必要がありますね。
いかがでしたでしょうか?ご夫婦どちらが家計管理をするにしても、注意点があります。どちらのケースもご夫婦間のコミュニケーションがとても大事になりますので、きちんと日頃から話し合うようにしましょうね!
ブロードマインド株式会社
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