女性だからこそ尽きない「お金」の悩み【FP無料相談インタビュー】

2016.12.15 2581view
就職、転職、結婚、出産など、ライフイベントが集中する女性の20〜30代。それにあわせて「お金」の悩みや不安も増えていくことになりますが、ついつい面倒くさくなって、対応を後回しにしてしまう人も多いかもしれません。
そんななか、インターネット上だけでなく、対面でも行なわれているSodanのファイナンシャルプランナー(FP)無料相談サービス。利用者は20〜30代の女性が圧倒的に多く、保険や住宅資金、教育資金といったお金にまつわる悩みが、日々寄せられています。
今回は、結婚と引越を経て相談にやってきた遠藤真弓さん(25歳・看護師 ※仮名)と、相談に応対した遠藤さんと同世代のFP・宇佐美裕子さんに、相談後の感想をはじめ、「女性」と「お金」についての疑問について答えてもらいました。
 
取材・文:タナカヒロシ 撮影:相良博昭
 
相談者:遠藤真弓(えんどう まゆみ)※仮名
25歳、元看護師。結婚を機に、看護師として勤務していた大学病院を退職し、現在は医療関連の企業にて、看護関係の事務職に従事する。

ファイナンシャルプランナー:宇佐美裕子(うさみ ゆうこ)
ブロードマインド株式会社 ファイナンシャルコンサルティング本部所属。TLC(生命保険協会認定FP)、相続診断士、2級ファイナンシャルプランナー技能士。
 
不安な人こそ知っておくべき「お金」の世界。ファイナンシャルプランナーの無料相談を受けてみる
―今回、Sodanでファイナンシャルプランナー(FP)との対面相談を受けてみようと思ったのはなぜでしょうか?
遠藤:2015年12月に結婚して、夫と「保険の見直しをしたほうがいいのかな?」と相談していたんです。夫の父からも、結婚したら生命保険に入るなど、見直しが必要だと言われていて。どうしようかと悩んでいたところに、会社の先輩からSodanのことを聞いて、プロの方に無料相談できるなら、一度話を聞いてみたいなと思いました。
Cap:相談者の遠藤さん(手前)、ファイナンシャルプランナーの宇佐美裕子さん(奥)
―やはり結婚を機に、お金や保険の相談に来られる人は多いですか?
宇佐美:そうですね。ご結婚やご出産、住宅のご購入、それぞれのライフイベントのタイミングでご相談に来られる方は多いです。遠藤さまと同じように、「これまであまりお金のことを考えてなかったんだけど……」という若い方にもよくお会いしますね。
―独身のころは、保険には入られていたんですか?
遠藤:新卒で入職した病院の共済組合の紹介で、掛け捨ての安い医療保険プランにだけ入っていたんです。もし病気や怪我で働けなくなったら困ると思って。
―それを今回の相談では、どんな保険に見直そうとされたのでしょうか?
遠藤:結婚したので、死亡保障のある保険への加入を考えていたのですが、まだ子どもはいないので、本当に必要なのかな? という疑問はありました。でも何か入ったほうがいいのかな? という不安もあって。
―不安に感じていたのは、どんなところですか?
遠藤:これまで加入していたのが、掛け捨ての安い医療保険でしたから、もし夫と私どちらかが大きな病気をして、医療費がすごくかかった場合ですね。結婚式を終えて貯金も少なくなっていたので、何かあったときにどうにもできないという不安があったんです。
保険の仕組みからコツ、トレンドまで教えてもらえる
―実際、ファイナンシャルプランナー(FP)の宇佐美さまは、どのようにアドバイスされたのでしょうか?
宇佐美:遠藤さまのケースですと、夫婦どちらかに万が一のことがあったとしても、共働きで片方の収入はあるので、生命保険をかける必要はないかなと思ったんです。ただ、一人分の収入がなくなるダメージは大きいので、それぞれの医療保険は最低限カバーしておきましょうと。そこから医療保険を選ぶポイント、がん保険の特徴などをお話ししました。
―医療保険を選ぶうえで、ポイントになるのはどんな部分ですか?
宇佐美:医療保険を選ぶ基準は、基本的に「必要な保障額に対して、掛け捨てでコストが安い」プランです。極端な話、同じ保障内容でも、月2,000円で入れるところと、10,000円かかっちゃうところがあるんですね。
それと、最近は入院が短期化している傾向があるので、「通院保障」がついているかもポイントになります。そうした基準と遠藤さまの希望を満たすプランを探していくと、候補は数社に絞れてくるんです。
遠藤:最初は、医療保険と生命保険の違いすらもわかってなくて、まずは保険の仕組みから教えていただいたんです(笑)。会社の先輩からおすすめの本も紹介してもらって、いろいろ読んで勉強しました。じつは積立型の医療保険も考えたんですけど、公務員の夫が共済で定期預金をしているので、貯蓄はそこにまとめたほうがいいとアドバイスをいただいて。必要な保障額を見直してもらったうえで、掛け捨ての安い医療保険を選びました。
―相談者の職業によっても選択肢が違ってくるんですね。
宇佐美:違いますね。公務員の方は、金利の高い積立貯金ができる場合が多いので、積立型の保険ではなく、掛け捨てタイプの安い保険にしたほうがいいこともあります。一般企業では、会社を通して団体保険に加入すると保険料が安くなることもあるので、比較しながらお話しさせていただくことも多いですね。だからまず棚卸しのように、相談者さまの環境では何が使えるのか? を確認させていただくことが大切なんです。
収入が安定しないうちは、無理に積立型保険に入らなくても大丈夫
―ちなみに、遠藤さまのような若い夫婦が生命保険に入る場合、どんなプランがおすすめですか?
宇佐美:解約するとお金が戻ってくる積立型の保険にしておいて、将来的にお子さまの教育資金や住宅購入資金にも使えるようにしておくのがいいと思います。ただ、積立型は一度加入してしまうと、ある程度支払いが強制化されるので、お金が足りなくなっても途中で止めにくいんですよね。
遠藤さまは、昨年結婚をしたばかりで出費がかさんだとのことでしたので、もし積立型の保険に加入されるなら、少し落ち着いて、貯蓄のペースが作れてきてからでも大丈夫というお話はさせていただきました。
遠藤:たしかに、結婚式だけでなく引越もして、私の転職も重なったので、どのくらい生活に余裕ができるか見えない状態だったんです。積立型の保険で教育資金を貯めるのもいいかなと思ったんですけど、やっと生活が動き始めたところだったので、急がなくてもいいかなと思いました。

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