単身赴任の生活費。注意すべきポイントは?

2016.03.23 2651view
新年度が近づき、会社も人事異動の時期ですね。もし、旦那様に転居を伴う転勤の辞令が出たとしたら……家族一緒に転居するのか?単身赴任してもらうのか?悩みますよね。いざ、単身赴任となった場合、気になるのが二重でかかる生活費。では、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
■単身赴任時の一般的な費用や手当とは
単身赴任で気になるのが、二重でかかる生活費ですよね。特に、住居費は単身赴任先と元の家と二重でかかってきます。では、勤務先は何かフォローしてくれるのでしょうか?当然、勤務先毎の規定によって異なりますが、一般的には各種手当が存在する企業が多いようです。特に、前述の赴任先の家賃に関する手当の有無は重要です。異動の辞令が出てから単身赴任をするにあたり、どのような費用がかかり、企業がどのような補てんをしてくれるのか?順を追って確認してみましょう。

1.引っ越し費用

最初に発生するのが引っ越しです。引っ越し業者を利用せずに、荷物を宅急便で送るだけでも費用がかかります。会社都合での転居になるので、会社側で引っ越し代を負担してくれることが一般的です。

2.赴任手当

代表的な手当は、単身赴任者に支給される赴任手当です。金額としては、月額で2万円~5万円程度が多いようです。中央労働委員会の平成24年の調査によると、38,700円が平均額となっていました。月の稼働日が20日とすると、1日あたり1,900円くらいです。筆者もその口ですが、自炊が苦手な方は外食が多くなりがちです。毎晩飲み歩くなんてことになると、食費が青天井になりますので注意が必要ですね。

3.住居手当

単身赴任に対する会社からの手当が2万円~5万円の赴任手当のみだった場合、赴任先の家賃と手当額を比較すると、大きな赤字となることが予想されます。よって、家賃に対する手当として、上限額を定めて別途給付してくれる企業が一般的なようです。この際、寝具、家電や食器などの扱いもチェックすべき項目です。洗濯機やテレビ、冷蔵庫等、生活をする上で最低限必要な家電があります。また、ベッドや枕などの寝具や、お皿やコップなどの食器なども必要です。こういった生活必需品をご自身で用意する必要があるのか?最低限整備が整った状態で借りることができるのか?で出費額が大きく異なります。

4.帰省手当

また、離れて暮らす旦那様にも、たまには帰ってきてほしいですよね。月に1回~2回など条件付きで、自宅に戻るための交通費を支払ってくれることもあるようです。月に数回、業務上の会議がある場合などは、そのタイミングで帰ることが前提となります。この場合は、通常の交通費精算のみで別途手当としては給付されないこともあります。
このように、いろいろな手当があるようですが、そもそも手当が何もないというケースも存在します。必ず旦那様の勤務先に確認してください。
■単身赴任時の注意点
一番の問題点は、金庫番が役割を果たせなくなるということです。ご夫婦のどちらかが家計を管理している場合、金庫番となって毎月の収支をチェックしていることが多いと思います。しかし、単身赴任になると、旦那様と残った家族用と家計の財布が2つ必要になります。物理的に離れていることもあり、金庫番が相手の財布の管理をすることが難しくなります。特に、頻繁に赴任先から戻ってくるご家庭は、とても管理が難しくなります。たとえば、帰省用の交通費をカードで支払いをしていたとします。会社から振り込まれる手当と、カードの引き落としのタイミングがずれますよね。これが続くと「今回の引き落としはいつの分なのかしら?」と管理がお手上げな状態になってしまいます。
また、旦那様の生活スタイルもチェックが必要です。自炊や洗濯など、身の回りの家事が得意でないご主人の場合は、要注意です。自炊が苦手な方の場合、前述の通り毎日単身赴任先で飲み歩くことで、食費が高額になることも予想されます。その他、ワイシャツのクリーニング代も馬鹿にならない出費ですし、寂しさから長電話で通信費がかさむこともあるかもしれません。
お勤め先の規定と旦那様のライフスタイルを照らし合わせて、どれくらいの出費がかかるのか?をシミュレーションされると良いでしょう。
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