保険で貯蓄するってどういうこと?

2016.02.02 4562view
万が一の保障もついて貯蓄もできる!そんな貯蓄型の保険はご存知でしょうか。銀行貯金と何が違うのかなど、保険で貯蓄するメリットについて解説します。
■貯蓄ができる保険、どんな種類があるの?
貯蓄ができる保険には、どのような種類の保険があるのでしょうか。

一番有名なのが、「学資保険
」ですよね。学資保険とは、子供の教育費のために積み立てをする保険です。満期になったら、満期金として積み立てをしたお金を受け取ることができます。もし万が一、親が死亡してしまった場合には、満期で受け取れる金額と同じ金額を、死亡保険金として受け取ることができます。つまり、満期(子供の学費が必要な期間)まで親が元気だった場合でも、親が途中で死亡してしまった場合でも、必ず子どもの教育費を準備することが可能です。このように、貯蓄と保障を両立できるのが、保険で貯蓄をするメリットです。
次に有名なのが、「個人年金保険」です。こちらは、将来の公的年金に上乗せをするために、自分自身で積み立てをする商品です。学資保険と違って、特に保障はないことが一般的ですが、受け取り時に保険会社が年金形式で支払ってくれるので、計画的に使うことが可能です。
■銀行で貯蓄をするのと何が違うの?
1.保険には保障がついている

一番の差は、前述のとおり保険には保障がついている点です。保障の内容は、死亡保障、医療保障、介護保障とさまざまな種類があります。

2.保険商品は銀行より金利が高い

現在銀行の定期預金(300万円~1,000万円を10年預けた場合)の平均金利は0.1%程度/年と、ほとんど利息が付きません。一方、保険で積み立てをした場合、保険商品によってはもっと金利が高くつきます。この金利に関しては、保険会社や保険商品によって異なりますので、いろいろ比較してみると良いでしょう。

3.保険料はカード払いによりポイントも貯められる

保険の支払いということで、カード払いを利用することもできます。積み立てをしながら、カードでポイントが貯められるというのは見逃せませんね。

4.保険には税制優遇がある

会社員の方は、年末調整のタイミングで、保険会社から送られてくる控除証明書を勤務先に提出しますよね。税制上、「生命保険料控除」「個人年金保険料控除」といった控除の項目があり、支払った保険料に応じて税金が払い戻されます。もちろん控除枠の上限があるので、払った分が全額利用できるわけでありませんが、貯蓄型の保険であっても同様に控除を利用することができます。特に、「個人年金保険料控除」は、個人年金保険だけの控除枠です。他の種類の保険に加入していても、別枠で控除枠を利用できますので、まだ利用していない方は個人年金を検討してみるとよいでしょう。
■保険で貯蓄をする場合の注意点
カード払いでポイントも貯められる!保障もある!金利も高い!となると、一見すると銀行で貯蓄するのをやめて、全て保険で貯蓄をしたほうが有利に感じられますが、保険で貯蓄する場合は自由度を失うことに注意を払う必要があります。

銀行では、基本的にいつお金を引き下ろしてもペナルティはありません。一部の積み立て型の場合、その間付いた利息が徴収されることがありますが、元本自体が減ってしまうことはありません。一方、保険で貯蓄をした場合、加入後すぐに保険を解約してお金をおろしてしまうと、元本を大きく割り込んでしまいます。特に最近では、低解約型という払いこみ(積み立て)満了まできちんと支払いをすれば、払込み金額(積立金額)よりも大きく増えて戻る代わりに、満了前に解約をしてしまうと元本を大きく割り込む保険も増えています。

基本的に貯蓄型の保険は、10年以上の長期の積み立てをするために利用する商品です。保険で貯蓄をする場合には、契約時の期日(払込期間の満了日)まで払い続けられるかをしっかり確認して、積立金額を決めるべきでしょう。
■保険による貯蓄が向いている人とは?
保険による貯蓄の注意点である、「自由度を失うこと」をメリットに変えられる方には、とてもにおすすめです。
いつ引き出しても損が出ない状態で、長期間お金を引き出さずにいる事は簡単なことではありません。まとまった金額が引き出しできる状態だと、「旅行に行きたいな」とか「家具でも買いたいな」と、いろいろな誘惑が生まれますよね。この誘惑に勝つ自信がない方は、あえて自由度を失う保険での貯蓄を検討しても良いかもしれません。


「途中で引き出してしまうと損をしてしまう。損をしたくないからこそ、途中で引き出さずに貯められる」この考え方がしっくりくる方は、保険で貯蓄をすることの注意点をメリットに変えている方です。つまり、保険による貯蓄に向いている方といえるでしょう。自身のライフプランに沿って準備するべきお金に関しては、保険での貯蓄を検討してみてはいかがでしょうか。
ブロードマインド株式会社
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