生命保険の死亡保障。その必要額はどう決める!?

2016.01.27 1105view
掛け捨ての定期保険につけた死亡保障。保障額は漠然となんとなくの金額で契約してしまった・・・という方に、死亡保障額の決め方について解説したいと思います。
■死亡保障額の決め方
毎月の固定費である生命保険。「掛け過ぎももったいないし、足りないのも不安。我が家には一体いくらくらいの保障額を設定するべきなの?」と、疑問に持たれている方も珍しくありません。
はたして死亡保障の額は、どのように決定すればよいのでしょうか?
目に見えない商品である生命保険。いろいろな保障額の決定方法がありますので、今回はいくつか方法をご紹介します。
<FPや保険会社に相談をする>
まずは、FPや保険会社に相談をして必要保障額を出してもらうのが1つです。保険を取り扱っているFPや保険会社などには、必要保障額の試算ソフトがあります。
ご家庭の収入や生活費、子供の数などから算出する仕組みになっていますので、個人情報を伝える必要があります。
そのため、相談先を選ぶ際には、Pマークを取得している等個人情報管理がしっかりしているか?もチェックする必要がありますね。
<自分で目安を算出する>
まず基準になるのが、以下の3項目です。
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1)生活費(食費や光熱費、レジャー費含む)
2)住居費
3)子供の教育費
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それぞれの項目を見てみましょう。
1)生活費
最低限いくらあれば、毎月食べていけるか?を基準に考えます。ご主人に万が一のことがあった場合、全ての項目が下がるわけではないので注意が必要です。
例えば、夫婦+子供2人のご家庭の場合、ご主人に万が一あった場合、生活費は4分の3になるわけではありません。ご家庭でかかっている食費などは下がるかもしれませんが、光熱費などは変わらないでしょう。
そして、いつまでの生活費を担保するのか?が重要です。
「子供が成人するまで」「定年退職の年齢まで」「奥様が年金をもらえる年齢まで」など、ご家庭のニーズで異なるかと思います。
当然この期間が長くなるほど必要保障額は高くなります。
2)住居費
まず持ち家の有無で変わってきます。持ち家の方は、住居費を考慮しなくてよいことが一般的です。すでにローンがない持ち家の方はもちろん、ローンを組まれている方も団体信用生命保険に加入していることが一般的です。
そのためご主人に万が一のことがあった場合でも自宅は残りますので、賃貸の方と比較すると必要保障額を低く設定しても問題ないでしょう。
もちろん、賃貸の方でも、万が一の場合は自宅に戻れる方などは同様に住居費を下げることも可能です。
3)子供の教育費
子供にどのような教育を受けさせたいか?で変わってきます。まずポイントになるのが、大学進学を考えるか否かです。
地方にお住まいの方は、お子様が上京するか否かも考慮する必要があります。上京をする場合は下宿代など追加で必要な費用が発生します。
そして、大学入学前に私立に行かせるのかも大きなポイントです。まだお子様のご年齢が小さく、教育プランと言われてもピンとこない方は、ご夫婦ご自身が辿った教育プランを参考にするとよいでしょう。
もちろん、遺族年金の額や住宅のリフォーム資金、受験費用、車の買い替え費用など、もっと反映すべき項目があります。
この3つをベースに考えると、ご家庭の必要保障額の目安が出せると思います。
■死亡保障の必要額は、定期的に見直しが必要?
何年に1度というように定期的に実施するよりも、自身のライフプランに変化が出た時に見直しをすることが大事です。
ライフプランが変わると、上記の3項目にも変更が生じます。お子様が生まれた時、住宅を購入した時などが代表的なケースです。
公立高校に行く予定だったお子様が私立高校に進学したなど教育プランが想定と変わった時も同様です。ライフプランの変更とまでは言わなくても、教育プランが変わっていますので、必要保障額も変える必要があります。
そして、転職時も要注意です。福利厚生制度が充実している企業からベンチャー企業などへ転職した場合、退職金制度や福利厚生制度が変わることは珍しくありません。
「妻の老後も困らないように」死亡保障を組みたい場合は、保障額を追加する必要があるかもしれません。
ご自身で事業を始めるなどで、厚生年金から外れた時は遺族年金が大きく変わります。一般的に自営業者は、会社員と比較すると厚めに死亡保障を組む必要があります。
自身のライフプランがどの程度変化が出たのか?は定期的にチェックしてみてもよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
目に見えない保険商品だからこそ、納得のいく保障額設定ができるとよいですね。
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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