生命保険の受取人。気になる疑問を一問一答で解決!

2016.01.15 1881view
生命保険で、夫:被保険者、妻:生命保険の受取人のよくあるケース。例えば、旅行中の事故で子供を含む家族が同時に死亡してしまった場合、保険金の受取人はどうなるの?など、受取人に関しての疑問をお持ちの方もいるかと思います。

今回は気になる保険金受取人に関する疑問を、一問一答形式で紹介したいと思います。
■生命保険の受取人は変更できるの?
⇒変更可能です。契約者の判断で変更が可能なので、離婚⇒再婚等の場合、前の配偶者の承諾なしで新しい配偶者に受取人を変更することが可能です。
ただし、契約者と被保険者が異なる場合は、被保険者の同意が必要となります。尚、契約者の判断と言っても、口頭ではNGで変更の書面を保険会社に提出する必要があります。
書類のフォーマットは、統一フォーマットではありません。保険会社ごとに異なるので、複数の保険会社に加入している場合は各社でそれぞれ手続きが必要です。
保険会社が手続きを完了する前に、死亡が発生してしまった場合は、変更の意思表示をした日(変更の書類が保険会社に届いた日)に遡って受取人を変更してくれます。
既に生命保険の保険金が支払われている場合は、受取人を変更することはできず、すでに支払われた保険金が有効となります。
■遺言で保険金の受取人を変更する事はできるの?
⇒遺言による保険金受取人の変更も可能です。もちろん、この場合は、相続人が遺言による保険契約者受取人の変更があることを保険会社に通知する必要があります。
■子供が3人いる。その場合、3人を生命保険の受取人にすることはできるの?
⇒複数の人を受取人にする事は可能です。ただし、通常「誰々○○%」と設定することが多いようです。3人の様に割り切れない場合は注意が必要です。
子供全員に同じ条件にしたくても、33%、33%、34%と割り切れない端数を誰かに寄せることになりますので、完全な同一条件とはできません。
■保険金受取人が死亡してしまった場合はどうなるの?
⇒冒頭のケースを考えてみましょう。(夫:被保険者、妻:生命保険の受取人)
家族旅行の最中に不幸にも事故にあってしまい、夫婦、子供がみな事故死をしてしまいました。
夫、配偶者とも両親が存命の場合、受取人になるのは、夫の両親?妻の両親?どちらになるのでしょうか。
この場合、妻(生命保険の受取人)の両親となります。これは、生命保険の原則が「受取人固有の財産」となるためです。契約者や被保険者よりも「受取人」が優先されるのです。
■離婚後も生命保険の受取人を変更せずに、再婚してしまった場合どうなるの?
⇒再婚後も生命保険の受取人が前妻のままで死亡してしまった場合を考えてみましょう。気持ち的には、現在の配偶者に渡したいところですが、前妻に支払われることになります。前述の通り、「受取人固有の財産」となるためです。そのため、離婚や再婚が発生した場合は、生命保険の受取人の変更はお忘れなく!

いかがでしたでしょうか。
家族の形態が多様化してきている中、受取人の設定も柔軟になってきていますね。
またすでに生命保険にご加入の方は、受取人の確認もお忘れなく!
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
  • この記事が参考になったら
    いいね! してね
まわりにもシェアしよう!