彼氏は年収400万円。結婚しても大丈夫かな?

2016.03.29 44116view
彼氏と将来的に結婚したいと思っているけれど、彼氏は年収400万円。私も今は働いているけれど、結婚したらできれば家庭に入りたい。でも、結婚して、出産して、家を買って……となった時、彼氏の年収だけでやっていけるのかな?
■年収400万円でも、安定した生活は送れるの?
今回は、筆者を含めた男性には、なかなか耳が痛いテーマですね(苦笑)
実際にSodanに届いた声を元に、年収と結婚生活をテーマにしたコラムを書きたいと思います。
愛はお金で買えないのも事実ですが、安定した生活費を送るのに経済力が必要不可欠であることもまた事実です。「年収400万円でも、安定した生活を送れるか?」という質問に対しては、「送れます!」というのが回答です。結婚のボリュームゾーンである20代後半~30代前半の男性平均給与を見てみましょう。
国税庁の「平成26年度民間給与実態調査」によると、

・20代後半の平均給与:371万円
・30代前半の平均給与:446万円

となっており、 年収400万円は決して低い金額ではないといえるでしょう。なお、年収が400万円程度あれば住宅ローンを借りることも可能です。上記のことからも、年収400万円で衣食住含めた生活費を満たすことは、充分可能といえるのではないでしょうか?


しかしながら、「安定した生活」を「優雅な生活」と置き換えると難しいかもしれません。年収400万円というと、実質手取りを月額換算(ボーナスも12ヵ月で均等割)すると、30万円を割り込む金額になります。この金額の範囲内で、衣食住と将来的な子どもの学費を足して生活ができれば問題はありませんが、優雅な生活を送るのは難しいかも知れませんね。
たとえば、住宅購入を検討する際には、物件の妥協が必要になるかもしれません。当然ですが、年収1,000万円の方と同じ物件を購入することは難しいですよね。年齢や家族構成にもよりますが、子どもがいる家庭で住宅ローンを組む場合、「年収の4倍以内が基本。5倍を超えたら要注意」といわれています。つまり、基本的にはローンを1,600万円以内に収める必要があり、2,000万円を超えると生活的に厳しくなる可能性があるということです。

首都圏で住宅購入を考えた場合、1,600万円のローンで住宅購入をするとなると、かなりの頭金が必要ですよね。現実的には、都市部に家を持つことは難しいでしょう。ご夫婦どちらかのご実家が持ち家であれば、そちらに同居することも検討されてはいかがでしょうか?
やはり、住居費というのは生活費の中でも大きなウェイトを占める支出です。同居することで住居費を節約できるのであれば、生活に余裕が生まれるかもしれません。
お子さまの教育費に関しても、できることが限られそうです。文部科学省の「平成26年度子供の学習費調査」によると、私立中学の年間教育費は、約102.2万円といわれています。年収400万円の可処分所得から考えると、教育費負担割合がかなり大きくなりますよね。

このように、安定した生活と優雅な生活とを混同すると、できないことが多くなってしまいます。
■年収400万円の彼と結婚するための心得とは?
それでは、年収400万円の彼と結婚するにあたって、どのようなことを心得ておくべきでしょうか?

【結婚後も仕事を続ける】

まず、最初に考えるべきことは「収入を増やすこと」です。とはいっても、彼氏の収入を急に増やすことは簡単ではありません。よって、一番現実的な選択肢は、結婚しても仕事を続けることです。現在の社会情勢から考えると、「結婚したら寿退社。子どもを産んで専業主婦として家族を支える」というのは、難しくなっているのかもしれません。独立行政法人 労働政策研究・研修機構によると、専業主婦世帯数と共働き世帯数は1997年に逆転しました。2014年度は、専業主婦世帯:720万世帯、共働き世帯:1,077万世帯となっています。数値上は、共働き世帯のほうが一般的といえる状況です。仮に、奥様が仕事を辞めずに、月に20万円程度の収入があれば、世帯の家計はかなり変わってくるはずです。
【各種助成制度を活用する】

また、各種助成制度をフル活用することも忘れてはいけません。たとえば、住宅購入を検討する場合、一定の年収を下回るご家庭には「すまい給付金」という給付制度があります。目安として、年収が510万円以下の方が住宅ローンを組む場合に適用される制度です。なお、50歳以上であれば住宅ローン無しで購入した方でも対象になることがあります。こういった制度もご自身で申告しないと、給付が受けられません。さまざまな助成制度をこまめにチェックして、抜けがないようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?今回は男性には耳が痛いテーマでしたが、やはり家族が仲良く暮らすことが最も大事なことです。金銭面で夫婦がいがみ合っている姿は子どもには見せたくないものですよね。今のうちに、2人で生活レベルのすり合わせをしてくださいね!
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