飛行機や新幹線が遅延・運休に!補償はどうなっているの?

2017.08.05 990view
旅行先や出張先への移動手段として、近場であれば車や高速バスを利用する方が多いかと思いますが、遠方の場合は「時間の短縮」や「利便性」などの理由から、飛行機や新幹線を利用する方も多くいますよね。とはいえ、飛行機や新幹線は天候に左右されやすい乗り物です。では、もしも飛行機や新幹線の遅延や欠航・運休でその後の予定をキャンセルせざるを得なくなってしまったら……航空会社や鉄道会社はどこまで補償してくれるものなのでしょうか?
■飛行機や新幹線でありがちなトラブルとは?
夏休み期間中に、遠方への旅行を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
遠方への旅行となると飛行機や新幹線を利用される方が大半かと思いますが、この時期ならではの心配事といえば、台風などの悪天候や混雑によるトラブルで生じる大幅な遅延や欠航・運休です。もしも、欠航や運休により現地に行けなくなってしまったら……こんな場合は旅行自体が中止ということになってしまいますよね。現地に行くことができていないということは、当然帰りの移動手段もキャンセルすることになります。また、宿泊を伴う旅程だった場合はホテルや旅館のキャンセルも必要となります。あるいは、大幅な遅延により、現地には辿り着けたものの当日の予定をキャンセルせざるを得なくなってしまうこともありますよね。
このようなことから、目的地に時間内に辿り着けるのか?というのは、旅行における最大の心配事の1つと言えるでしょう。とはいえ、台風などの悪天候が理由となれば、航空会社や鉄道会社を責めるわけにはいきませんよね。旅行が趣味の筆者も、実際に飛行機の欠航が原因で「出発できない」や「帰れない」といった経験が何度もあります……。
■航空会社や鉄道会社はどこまで補償してくれる?
さて、前述のようなトラブルに見舞われた場合、航空会社や鉄道会社はどんな補償をしてくれるのでしょうか?今回は最悪のケースを想定して、飛行機や新幹線が欠航・運休となった場合を考えてみたいと思います。
まず、飛行機・新幹線ともに、欠航・運休時は往復のチケット(乗車券)を払い戻すことが可能です。どちらも「乗客を目的地まで運搬すること」が義務なので、欠航・運休時には基本手数料なしで往復ともに払い戻しをしてくれるようです。
では、宿泊を伴う旅行だった場合、ホテルや旅館のキャンセル料に関してはどうなるのでしょうか?こちらも補償してくれるのでしょうか?
答えは、NOです。飛行機も新幹線も「目的地までの運搬」に関する部分以外は、補償されないのです。「ホテルのキャンセル料がかかるのになんで?」と納得のいかない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、普段利用している電車やバスに置き換えて考えてみると納得できるかと思います。
たとえば、友人と映画を観に行く約束をしていて、すでに上演チケットも購入済みといった場合を考えてみましょう。「こんな時に限って、電車やバスの遅延で上演時間に間に合わなかった……」なんて経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。こんな場合、鉄道会社やバス会社が映画のチケット代を弁償したりはしませんよね?要するに、飛行機や新幹線もこれと同じ考え方というわけです。
ただし、上記のパターンでも旅行会社主催のツアーの場合は、旅行のキャンセルによって宿泊費を含めたツアー費用が返金となることもあります。このあたりは、旅行会社によって対応方法が異なる可能性がありますので、申し込み前に確認しておくと良いかと思います。また、遅延の場合、基本そのまま旅行は継続とみなされるのが一般的です。何かトラブルがあった場合は、必ずご自身で旅行会社に問い合わせるようにしましょうね。
■(飛行機限定)遅延や欠航に備える保険があるってホント!?
航空会社や鉄道会社では、欠航・運休によるチケットの払い戻しはできても、その他の補償はしてくれないということがわかりました。しかし、実際は「予定していた飛行機が出発できずに、やむを得ず延泊……」「新幹線が大幅に遅延してしまい、予定していなかった食事代が発生」など、欠航・運休の影響による余計な出費があったりしますよね。では、このような遅延や欠航・運休に備える術は何かあるのでしょうか?
実は、飛行機限定ではありますが、遅延や欠航に備える保険があります。正確には国内旅行保険に加入し、飛行機の遅延や欠航による宿泊費などを支払ってくれる特約を追加することで備えることができます。国内旅行保険だけでは、旅行中の怪我や携行品(手荷物)の損害しか補償されませんので、特約をつけることをお忘れなく!旅にトラブルはつきものですので、ご心配な方は加入を検討してみてくださいね。
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