親知らずが横向きで手術をすることに!医療保険でお金はもらえる?

2016.03.09 102192view
親知らずが最近うずきだした……歯医者に行ったら、どうやら親知らずが真っ直ぐではなく横に生えていて、結果、手術をすることに。この場合、手術ということで、加入している医療保険は給付対象になるのでしょうか。

【その他の症状のケースについて知りたい方はこちらもおすすめ】
レーシックの手術を受けようかな。健康保険や医療保険は適用される?
ハイヒールを履きすぎたら外反母趾に……手術費用は?保険は適用される?
 
■親知らずの治療。どんな種類があるの?
奥歯の方がズキズキ痛む……そんな経験はありませんか?なかには、原因が親知らずということで、歯医者さんに処置をしてもらった経験がある方もいらっしゃるでしょう。そんな親知らずですが、大きく分けて3種類あるそうです。

1.まっすぐ生えているケース

普通の歯と変わりなく、まっすぐ生えているケースです。この場合、抜かずにそのままにしていても良いといわれることも珍しくありません。もちろん、歯周病などの理由で、抜歯する必要が発生することもあります。
2.斜めに生えているケース

一番多いのがこのケース。日本人はあごの骨が小さいので、親知らずが生えてくるスペースが足りないことが多いそうです。そこへ親知らずが無理に生えてこようとした結果、斜めに生えてきてしまうのです。歯磨きが簡単にはできないため、虫歯になりやすいことはもちろん、他の歯を圧迫したりと周囲の骨や歯茎にも悪さをすることがあります。

3.水平に歯茎の中に埋まっているケース

親知らずが歯茎の中で、横に生えているケースもあります。歯茎の中で寝転んだ状態になっているため、親知らずは歯の外に出ていません。そのため、虫歯になるリスクは少ないようですが、埋まり方や場所によって、周囲の骨や歯茎に悪さをすることがありますので注意が必要です。
■親知らずの治療費はどれくらい?
親知らずの治療を受けようと思ったら、どれくらい費用がかかるのでしょうか?上記3ケースのどれに該当するかによって、治療内容や費用も変わってきます。では、各ケースごとにみてみましょう。

1.まっすぐ生えているケース

特に難しい処置が必要なわけではないので、通常の歯医者さんで抜歯してくれることが一般的です。麻酔をして歯を抜くというシンプルな処置なので、時間もかからず、費用も一番安いです。1,000円~2,000円程度が多いそうです。なお、レントゲンやクリーニングをする場合や薬代は、別途必要となります。

2.斜めに生えているケース

先ほどのケースと比較すると、処置が複雑になってきます。すんなり抜くことが難しいので、歯の表面を削ったり、歯を割ったりと処置をしてから抜くことが多いそうです。そのため、このケースの親知らずを抜く場合には、通常の歯医者さんから口腔外科を紹介されることも珍しくありません。費用は、先ほどより上がり、2,000円~3,000円程度になるといわれています。

3.水平に埋まっているケース

一番複雑な処置が必要になるケースです。歯茎の中で横に根転んでいる歯をそのまま抜くわけにはいきません。歯茎を切開して、周囲の骨を取り除くことも必要です。当然、歯も割ってから抜くことになります。想像しただけでも痛そうですが、腫れや痛みが出ることが多いのがこのケースです。大がかりな処置が必要になるので、通常の歯医者では行わず、口腔外科に行くことが一般的です。なお、処置時間も30分以上かかることも珍しくなく、3,000円を超える費用がかかるといわれています。
■親知らずの手術や入院で医療保険は給付対象になる?
では、親知らずの治療を受けた場合、医療保険に請求したら給付を受けられるのでしょうか?

答えは、「加入している保険商品による。ただし、支払い対象外のことが多い」です。
医療保険は基本、入院・手術の保険となります。通常の歯医者さんで親知らずを抜いた場合、入院することは稀なケースですよね。そのため、通常の歯医者さんで処置をした場合、入院給付金はあまり期待できません。


ここでポイントになるのが、親知らずの処置が「手術」として扱われるか?という点です。保険加入時にもらった約款を確認してみてください。約款の中に、「対象となる手術」という項目があるはずです。ここにただし書きで、歯や歯肉の処置は例外規定となっていることが多く、親知らずは支払い対象外となることが一般的です。

しかし、ケースによっては給付が受けられるケースもあります。たとえば、大学病院などで抜歯の際に骨を削った場合などは、支払われる可能性が出てきます。「歯を抜く」行為ではなく、「骨を削る」行為が手術と扱われる可能性があるということですね。このあたりが手術扱いになるか否かの判断は、保険会社次第となります。親知らずを抜く際に難しい処置をした場合は、必ず加入中の保険会社に給付対象となるか否かを確認するようにしましょう。

多くの場合、「医師の診断書を見てからの判断」といわれるかと思います。当然、お医者様から診断書を取り付けると発行料が必要となりますよね。請求の結果、給付が受けられなかった場合、診断書の発行料金だけ無駄にかかったことにショックを受けますよね。この場合、保険会社によっては診断書代を負担してくれることもあるようです。こちらも合わせて保険会社に確認しましょう。

なお、入院給付金はあまり期待できないと申しあげましたが、もちろん、全身麻酔などで処置をする場合、入院をすることもあります。この場合は、入院給付金の給付対象となりますし、日帰りでも日帰り入院として扱われることもあるようです。気になる場合は、診断書をとりつけて、保険会社に提出してみましょう!
ブロードマインド株式会社
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
  • この記事が参考になったら
    いいね! してね
まわりにもシェアしよう!