わが子を私立小学校に入れたい!気になる学費はどれくらい?

2017.05.11 1093view
未就学児を持つ親御さまのなかには、可愛いわが子に「将来苦労させたくない」「恵まれた環境で生活してほしい」という思いから、小学校から私立に通わせたいという方々もいらっしゃるでしょう。では、私立の小学校に通わせた場合、学費はいくらくらいかかるのでしょうか?
■私立小学校の学費の平均はどれくらい?
 
近年、お子さまの教育プランを考えるにあたり、私立小学校へ進学させるという選択をする方が増えてきているように感じます。そんな中、多くの方が心配されているのは学費の問題。では、公立小学校と私立小学校でどれだけ学費に差があるのでしょうか?
 
文部科学省の「平成26年度 子供の学習費調査」によると、公立小学校に通わせた場合の総額は321,708円/年とのことです。一方、私立小学校に通わせた場合の総額は1,535,789円/年とのことです。
公立小学校私立小学校
総額321,708円1,535,789円
(うち学校教育費)※159,228円885,639円
(うち学校給食費)43,176円46,089円
(うち学校外活動費)※2219,304円604,061円
※1:授業料や制服費用など学校教育に関わる費用
※2:習い事など学校外での教育に関わる費用
 
なんと、私立小学校は公立小学校の約4.8倍もの費用がかかるという結果に!また、私立小学校に通わせた場合、その後の中学・高校・大学に至るまで私立というケースも少なくありません。よって、「小学校から私立に進学させたのは良いけれど、お金が足りず家計が苦しい……」ということがないように、しっかりとお金の準備しておくことが大切です。
■受験するタイミングでいくらお金があれば安心?
 
では、実際にどれくらいのお金を用意しておけば良いのでしょうか?
 
小学生のお子さまがいらっしゃるご家庭の場合、家計を支える父親あるいは両親共に現役で働いているというご家庭が多いため、月々の学費は世帯収入の中でやりくりできるかと思われます。ただし、入学時に必要となる「入学金」の存在には注意が必要です。こちらは、一度に大きな費用が必要となりますので、事前に準備しておくことをおすすめいたします。進学する小学校によっても異なりますが、入学金や初年度の授業料などを含め、150万円以上必要
となる学校も!ぜひ、進学を希望される小学校の費用を事前に確認しておきましょう。
 
また、お子さまが小学校進学中に定年退職を迎えるというご家庭の場合は、月々の収入からやりくりするということ自体が難しくなりますよね。よって、退職をされるタイミングまでに、先々かかる分も含めた残りの全額費分を準備しておく必要があります。なお、退職後に必要となるのはお子さまの学費だけではありません。日々の生活費も必要となりますので、実際にはもっと多くのお金を準備しておく必要があるのです……。
■FPから親御さまへ……お子さまを私立小学校に通わせるうえでのアドバイス
 
FPとしてご相談を受けるなかで、「子どもを私立の小学校に進学させたのは良いけれど、結構な額の学費が必要になる上に、小学校進学前に購入した住宅のローン返済もあり、毎月の家計が厳しい!」という親御さまの声もよく耳にします。では、お子さまを私立小学校へ通わせる場合、どのようなことを考えておくと良いのでしょうか?
 
お子さまの学費は、小学校に通う6年間だけではなく、中学校・高校・大学進学と先々も必要になります。また、お子さまの学費だけでなく、新聞やテレビでよく取り上げられている「老後」に向けても備えていく必要があります。このようなことから私立への進学を検討される際には、教育資金や住宅ローンも含め月々やりくりができるのか、また先々に向けた貯金ができるのか事前に把握をしておきましょう。ご両親から援助を受けられそうというご家庭の場合は、教育資金における一括贈与の非課税制度をうまく活用されるのも一つの方法ですね。
 
 
なお、進学時に必要となる入学金などの一時金についても、現在の預貯金や学資保険の満期金を受け取れるタイミングなどを確認の上、貯金計画を立ててみましょう。私立に進学させたいけれども上手くやりくりできるのか不安という方は、経験豊富なFPと一緒に今後のライフプラン設計をしてみてはいかがでしょうか。
ブロードマインド株式会社
大学時代に苦学生の経験をし、その後FPの道へ!
「お金のことをわかりやすく」をモットーに日々活動しております。
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