3人目の子どもが欲しいけど……安心できる年収の目安ってあるの?

2016.03.22 38503view
可愛いわが子2人(女児3歳&1歳)に恵まれて、育児は大変だけどとても幸せを感じるの。すでに38歳で、3人目の出産には不安もあるけれど、あと1人!できれば男の子が欲しいな!とはいえ、高齢出産の不安とともに、もう1つお金の不安もあって……。
 
■子どもが2人から3人に増えると、どれくらい出費が増えるの?
子どもが3人になると、出費が増えそうなイメージがありますよね。いったい、どのくらい出費が増えるのでしょうか?

子どもが増えると、単純に日々の食費やおむつ代などの雑費も増えますよね。部屋数を考えて、もっと広い家に引っ越しすることも検討しないといけないかもしれません。もちろん、将来的には子どもが増えたぶん教育費も増えます。一般的に、子どもを1人育てるのに、最低でも2,000万円は必要といわれています。よって、子育て資金として、単純に2,000万円追加で必要になると考えるとわかりやすいかと思います。もちろん、一人っ子と比較すると、上の子どもの洋服を使い回すなど工夫すれば、一人当たりの出費は減らすことができるかもしれませんが…...。
■世帯年収はどれくらいあれば3人目を産んでも生活していける?
2,000万円も出費が増えるなんて、年収が高くないと難しいのでは?と感じた方もいらっしゃるでしょう。実際、どのくらい世帯年収があれば、子どもが3人いても不自由なく生活できるのでしょうか。

みなさん気になる部分だと思いますが、じつは答えはありません。というのは、子どもの人数に関係なく、きちんと年間収入の20%を貯蓄ができているのか?がポイントになるからです。そのため、いくら世帯年収が高くても貯蓄ができていないご家庭にとっては、子どもが増えることによる出費の増加は大きな痛手になるでしょう。一方、それほど世帯年収が高くなくても、きちんと貯蓄ができている家庭はそれほど心配する必要はありません。

では、「現在の生活でギリギリだけど、どうしてももう一人欲しい!」という場合はどうしたら良いのでしょうか?

その場合は、生活費のいずれかを削るしかありません。たとえば、賃貸でお住まいの方を例に考えてみましょう。子どもが増える分、今より広い家を希望しています。しかし、家賃は上げたくない。このように、家の広さと家賃との両立が必要な場合は、どうすれば良いのでしょうか?郊外に引っ越すことも、選択肢の1つとして考えてみましょう。子どもの学校の関係で大きな移動はしたくなければ、同じ地区でも駅から離れた場所に引っ越しするのも1つの手かと思います。

また、子どもが複数いらっしゃる場合の注意点は、教育費に関する考え方です。場合によっては、全員に平等に教育費を負担してあげられないこともあるという割り切りが必要です。たとえば、一番上の子どもを中学から私立に入れたとします。親心としては、3人いたら3人とも同じ教育を受けさせたいと感じますが、本当に3人とも私立に行かせて、経済的に問題はないのでしょうか。

一番下の子どもが巣立ってから、ご自身の老後資金を貯めようとした場合、定年までの期間をよく考える必要があります。一番上の子どもが巣立つタイミングのご夫婦の年齢と、一番下の子どもが巣立つタイミングのご夫婦の年齢とを比較してみましょう。一番下の子どもが巣立ったタイミングで老後資金を貯めようと思うと、それほど期間に余裕があるとはいえない方が多いでしょう。
老後に親が経済的に困窮した場合、子どもに迷惑がかかります。子どもが複数いらっしゃる場合は、私立は諦めてもらう子や奨学金を借りてもらう子が現れる可能性があることを認識しておきましょう。その上で、子ども達と教育プランについてよく話し合うことをおすすめします。なぜなら、子どもの希望する教育プランと、親としてできる現実の折り合いをしっかりつけておくことが重要だからです。
■子どもが3人いる場合のサポートはあるの?
子どもが3人までいる場合、何か公的なサポートはあるのでしょうか。

一番大きいのは、児童手当です。所得制限などもありますが、子どもが3人になると給付額が上がります。下記の表からわかるように、一番長い給付期間である3歳~小学校卒業までの期間に関して、通常の児童手当より月額が多くもらえる仕組みになっています。
 
お子さまの年齢1・2人目3人目以降
0歳~3歳未満15,000円15,000円
3歳~小学校卒業10,000円15,000円
中学生10,000円10,000円
 
また、ご勤務先によっては家族手当(扶養手当)の増額も期待できるでしょう。
子ども3人と聞くと、経済的にも困難なイメージがありますが、できる部分と難しい部分とを割り切っていけば、きちんと生活していけるはずです。うまく手当や助成制度なども活用して頂きながら、日々の生活を楽しんで頂ければと思います。
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