◆特集◆『相続税』を学ぶ!-前編-

2015.07.22 2515view
みなさん、こんにちは。
お金の専門家(ファイナンシャルプランナー)の平原です。
2015年1月から相続税の制度改正がありました。
かつては、一部のお金持ちだけの税金と言われていましたが、今回の制度改正でより身近な問題になりました。
ニュースなどで、「大増税時代の到来」と話題になったり、サザエさん一家の相続問題の本も出版されましたよね。
さて、そもそも「相続税」とはどのような税金なのでしょうか。
前編・後編の2回にわたって解説したいと思います。
■『相続税』は相続が発生した時の税金
相続税とはその名の通り、相続が発生した時の税金です。
下の図のようなご家族があったとしましょう。


故人を「被相続人(=相続される人)」と言います。
故人の財産を相続する人を「相続人」と言います。
さて、今回のケースですと相続人は誰になるのでしょうか?
■相続人は1人とは限らない
配偶者は、当然対象になりますね。同居の長男も対象になりそうです。
同居の嫁や孫はどうなるのでしょうか?また、別居している長女の扱いも気になります。
結婚して姓は変わっても娘であることは変わりませんので、長女も相続人となります。
同居の嫁や孫は対象になりません。
よって今回のケースの場合、相続人となるのは「配偶者・長男・長女」の3名となります。
■相続税法改正のポイント
冒頭で記述した通り、2015年1月1日から相続税の制度改正がありました。

[定額控除]
改正前)  5,000万円
改正後)  3,000万円

[法定相続人比例控除]
改正前)  1,000万円×法定相続人数
改正後)  600万円×法廷相続人

~上記ケースの場合~
改正前) 5,000万円+(1,000万円×3)=8,000万円
改正後) 3,000万円+(600万円×3)=4,800万円
都市部でご自宅をお持ちの方ですと、土地だけで数千万円になる可能性があります。
ご両親が都市部にご自宅を所有されている場合は、注意が必要ですね。
なお、余談ですが、サザエさん一家は、東京都内でも人気の住宅地である桜新町駅(世田谷区)に住んでいます。
今回の相続税改正は、サザエさん一家にも他人事では無いはず!?


※『相続税』を学ぶ!-後編-はこちら
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