年金だけで将来生活できるか不安……と思っている独身女性に。個人年金保険のすすめ

2016.02.18 6187view
私、このまま生涯独身かも……ってことは、老後資金も1人で準備しないと!もしも定年まで働いた場合、年金はいくらくらいもらえるのかな。「もらえても少ない」という話もよく耳にするし、やっぱりコツコツ貯蓄するのが一番?とにかく不安だな……と思っている独身女性に。将来に備えた「個人年金保険」についてのコラムです。
■独身女性の年金受給額
普段相談をお伺いしていると、将来受け取れる年金額や老後のマネープランに不安をお持ちの方は、非常に多いように感じます。正直なところ、年金だけで老後の生活費を賄うことは、現実的ではありません。まずは、定年まで働く独身の女性は、どれくらいの年金を受給できるのかを確認してみましょう。
まずは、国民年金です。
【老齢基礎年金の受給要件】
20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた方は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。保険料を全額免除された期間の年金額は1/2(平成21年3月分までは1/3)となりますが、保険料の未納期間は年金額の計算の対象期間になりません。
(日本年金機構ホームページより引用)
現在(平成27年4月から受給)の年金額は、満額で780,100円。月額に換算すると、約65,000円です。首都圏で生活する場合、家賃で消えてしまうのではないでしょうか。

続いて、厚生年金です。厚生年金に加入している方は、先程の国民年金に上乗せする形で厚生年金も受給できます。ただし、こちらにも受給要件があります。

【厚生年金の受給要件】

厚生年金の被保険者期間が1ヶ月以上あって、老齢基礎年金を受けるのに必要な資格期間を満たした方が65歳になったときに、老齢基礎年金に上乗せして老齢厚生年金が支給されます。受給額は、ご自身の年金加入期間と標準報酬額によって変わります。たとえば、40年間厚生年金に加入し、その間の平均報酬月額が250,000円だったとすると、国民年金と合わせて年金額は約1,700,000円です。(生命保険文化センター「ねんきんガイド」を元に計算)月で割ると約141,000円ほどですね。
あくまで現時点での受給額です。年金制度への不信感から、今後はさらに減っていくと考えられる方も少なくありません。
■「個人年金保険」が老後の生活を支える!
公的年金だけではチョット、いえ、かなり厳しいという現実が浮き彫りになったのではないでしょうか。私の意見ですが、この先の時代をより安心して生きていくためにも、「自分の身は自分で守りましょう」というアドバイスをしています。その方法の一つに、私的年金の「個人年金保険」というものがあります。

【個人年金保険とは】

個人年金保険とは、自分で保険料を積み立てていき、将来年金を受け取れるというものです。その年金の受け取り方は何パターンかに分かれています。大きく分けると、公的年金のような「年金形式」での受け取りか、満額を一括で受け取る「一時金形式」の2パターンです。一時金で受け取ることを選択した場合、同じ商品でも年金形式で受け取る場合の総額より少ない金額になります。「それでもいいから早めに全部受け取りたい!」という場合には便利です。また、年金の形式での受取り方には、「終身年金」「確定年金」「有期年金」の3つがあります。

1.終身年金

終身年金は、被保険者が生存する限り一生年金を受け取ることができます。そのため、長生きするリスクへの備えとして優れています。ただし、亡くなった場合は、それ以降給付されません。早く亡くなってしまうと、受け取り額が支払い額より少なくなってしまい、結果として元本割れや、返戻率が低くなってしまう可能性もあります。また、一生続く分、保険料も高めです。

2.確定年金

確定年金は、5年、10年、15年など年金を受け取る期間を選択します。この期間に本人が亡くなった場合は、遺族が受取ることになり、、期間中は必ず給付されます。絶対にかけ捨てにならないので、確実に保険金をもらいたい、という方には適しています。

3.有期年金

有期年金は、確定年金と同じく10年、15年と支払期間を決めて、決められた期間、本人が生きている場合には年金が受け取れます。本人が亡くなった場合、確定年金は遺族が受取ることができますが、有期年金はそれ以降は支給されません。保険料が安い分、亡くなる時期によって元本割れとなることがあります。
■独身女性におすすめする「個人年金保険」のメリット
貯蓄という手段もありますが、あえて「個人年金保険」を選択するメリットは次の3つです。

1.銀行以上の金利で積み立てることができる

銀行に預けておくと、金利が低くほとんど利息が付きませんが、個人年金保険では銀行以上の金利で、年金として老後のお金を積み立てることができます。

2.老後の資金を確実に貯められる

銀行預金は、いつでも引き出せるので使ってしまう可能性がありますが、個人年金は途中でやめたり、解約してしまうと元本割れしてしまうリスクがあります。意思の弱い方には、「老後のお金」としっかり色分けして資産形成できる心強い味方になるでしょう。また、保険料は口座引落しや、クレジットカード払いとなりますので、確実に貯まっていきます。貯金をしていくのが苦手な人に向いている商品です。

3.個人年金保険料控除により所得控除を受けられる

個人年金保険の保険料は「個人年金保険料控除」の対象となり、一定額が所得から控除できます。他の種類の保険加入時に適用される控除枠とは別に、「個人年金保険料」のみの控除枠が用意されており、年間の支払保険料が8万円を超える場合は、4万円の所得控除が受けられる仕組みです。なお、手続きは会社員であれば年末調整で済みます。老後の資産形成をしながら税制のメリットもあるので、保険料控除を使わない手は無いといえるでしょう。

現在、女性の平均寿命は86歳といわれています。60歳で退職すると、その後、約30年弱のセカンドライフが待ち受けています。早めに老後資産作りを始めて、定年間際に慌てることのないようしっかり備えていきましょう!
ブロードマインド株式会社
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