大切な故人の遺品。どのように整理したらいいの?

2017.12.07 246view
今まで大事に育ててくれた両親など、身内が亡くなった場合は故人の遺品整理を行うことが一般的です。そこで今回は、遺品整理の際にでてきた遺品をどうすれば良いのか?、遺品整理の際の確認ポイントについて解説いたします。
■故人の遺品はどうする?
遺品整理の際は、現金や貴重品などといった資産価値のあるものや、衣類や布団などの生活用品や生活雑貨、故人の思い出が詰まった手紙や写真など、じつにさまざまなものがでてきます。
ここで頭を悩ますことの1つが、「遺品の取り扱い」なのではないでしょうか?では、でてきた遺品をどうすれば良いのか、順を追ってみていきたいと思います。
手順1 
まずは、でてきた遺品の資産価値を考えながら、1つ1つ「残すもの(相続人が受け継ぐもの)」と「処分するもの」とに分けていくことになります。たとえば、現金や貴重品など、資産価値のあるものは残し、衣類や布団といった生活用品や生活雑貨は処分するものに回すといった具合ですね。残すものに関しては、相続人同士で話し合いのうえ受け継ぐことになるかと思います。処分するものに関しては、【手順2】で解説いたします。
ここで扱いが難しいのが、写真や手紙などです。資産価値という意味では乏しいものかもしれませんが、故人の思い出がたくさん詰まっていると思うと、なかなか処分し辛いものですよね。再度、故人との思い出が蘇ってくるので、なかなか精神的に辛い作業と言えるかもしれません……。
手順2 
次に、処分に回すものを、さらに「売却できるもの」と「廃棄するもの」とに分けていきます。たとえば、自分たちにとっては不要であっても、茶器や掛け軸など骨董品として価値のあるものがあるかもしれません。また、家電や家具などは売却して値がつく可能性がありますよね。
一方、普通の生活用品など、値がつかないものは廃棄することになります。廃棄する場合は、通常のゴミ出しと同じく、地区ごとの廃棄ルールに従って処分する必要があります。廃棄すべきものの量が多く、なかなか自分達では難しいという場合は、業者さんに任せるのも1つの手です。じつは、遺品整理を専門にやっている業者も存在します。最近では、遺品整理士という専門の資格もありますので、いろいろ調べてみると良いでしょう。
■遺品整理でチェックすべきポイントとは
遺品整理の流れと遺品の考え方について確認したところで、遺品整理を行ううえでチェックするべきポイントについてお伝えいたします。
 タンス預金の有無を確認しよう
まず、遺品整理の際に忘れてはいけないのが「タンス預金の有無」の確認です。仮に、遺品整理を業者に任せた場合、タンス預金があったとしてもそのまま処分されてしまうかもしれません。なかには、タンス預金の確認まで行ってくれる業者もあるようですが、やはり手違いのないようにタンス預金の有無はご自身でチェックするようにしましょう。
もちろん、タンス預金とは呼びますが、必ずしもタンスの中にあるとは限りません。実際に、「衣類のポケットの中から札束が見つかった!」なんてケースもあるようです。そう思うと、ご両親がご存命の間に、どこに現金を保管しているのか確認しておくと良いかもしれませんね。
 遺言書の有無を確認しよう
次に、「遺言書の有無」の確認です。もろもろ処分方法を決めた後に、遺言書が見つかったらどうなるか?を考えてみてください。記載内容次第では、再度やり直しになる可能性もありますよね。
また、遺品整理時には、誰が何を引き継ぐのか?で身内同士で揉めることも珍しくないようです。この際に、遺言書などがあれば、「故人の遺志だから」と揉めごとの防止につながるかもしれませんよね。
いかがでしたでしょうか?葬儀などとはまた違った大変さがある遺品整理。相続の一つの作業と捉えてみると良いかと思います。相続財産をどうするのか?と同じように、遺品の扱いをどうするのか?についても、ぜひご両親が元気なうちに話し合っておくようにしましょうね。
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