夫婦2人で年金はいくらもらえるの?気になる年金受給額

2015.09.03 156394view
「消えた年金問題」や「国民年金の未加入問題」などで、年金に対する国民の不信感が高まっていますが、現在の制度ではどのくらいもらえるのかをパターン別で確認してみまししょう。  ※いずれも概算値となりますのでご了承ください。
■夫婦共働きで2人とも定年まで勤めた場合
【パターン1】

夫 : 22歳から60歳まで勤務 年収480万円/生涯平均
妻 : 22歳から60歳まで勤務 年収360万円/生涯平均

この場合の年金受給額は……

夫 : 約181万円/年
妻 : 約154万円/年
2人の合計年金額は約335万円/年なので、1ヵ月あたり27.9万円の年金収入が見込まれます。
では、もう少しご夫婦の年収に差がある場合はどうなるでしょうか?

【パターン2】

夫 : 22歳から60歳まで勤務 年収600万円/生涯平均
妻 : 22歳から60歳まで勤務 年収300万円/生涯平均

この場合の年金受給額は……

夫 : 約208万円/年
妻 : 約141万円/年

ご主人の収入があがっているため、ご主人分の年金額は増えています。2人の合計年金額は約349万円/年なので、1ヵ月あたり29万円の年金収入が見込まれます。
■結婚を機に、妻が専業主婦になった場合
【パターン1】

夫 : 22歳から60歳まで勤務 年収540万円/生涯平均
妻 : 5年間会社勤務(平均年収240万円)後、結婚を機に退職。以降、専業主婦

この場合の年金受給額は……

夫 : 約194万円/年
妻 : 約95万円/年

2人の合計年金額は約289万円/年なので、1ヵ月あたり24万円の年金収入が見込まれます。では、もう一例みてみましょう。妻の勤務年数が上記より長かった場合どうなるでしょうか?


【パターン2】

夫 : 22歳から60歳まで勤務 年収600万円/生涯平均
妻 : 10年間会社勤務(平均年収240万円)後、結婚を機に退職。以降、専業主婦

この場合の年金受給額は……

夫 : 約208万円/年
妻 : 約111万円/年

2人の合計年金額は約319万円/年なので、1ヶ月あたり26.5万円の年金収入が見込まれます。妻の勤務期間が長くなったため、厚生年金の加入期間が伸びました。その分、ご夫婦の年金額にも余裕がでています。

どのケースも、現在の社会保障制度が自分たちの時代になっても同様の制度であれば、老後の最低日常生活費に足りている計算にはなります。しかし、毎月ぎりぎりの生活をしていては、せっかくのセカンドライフが全く楽しめないまま歳をとっていくことになってしまいます。充実したセカンドライフを送るためは、何かとお金が必要になってくるものです。
今のうちから夫婦でこれからのライフプランについて話し合い、老後に向けて計画的に貯蓄をしていくことをおすすめします。
ブロードマインド株式会社
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